Nintendo Switch『ファイナルソード』のBGM無断使用は、意図的ではなかったと販売元が声明。再配信を目指す

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エイチユーピーゲームズは7月6日、Nintendo Switch版の配信が停止した『ファイナルソード』について弊誌に声明を寄せ、BGMの無断使用は意図的ではなかったと説明した。『ファイナルソード』は、7月2日よりモバイル/Nintendo Switch向けに配信中の作品。価格はAndroid版が800円でiOS版が860円、Nintendo Switch版が1890円。

※ Handheld Playersによるプレイ動画

リアル3DオープンワールドアクションRPGとしてリリースされた本作においては、Nintendo Switch向け国内版にて、特定の箇所(アンダス村)にて『ゼルダの伝説』シリーズの「ゼルダの子守唄」が流れるとのユーザー報告が相次いでおり、そのほかの奇妙で楽しげなゲームプレイ動画と共に話題を呼んでいた。7月7日17時には、Nintendo Switch国内版の配信が停止(関連記事)。なおNintendo Switch向け海外版およびモバイル版は引き続き販売中である。

エイチユーピーゲームズの担当者は、配信停止の原因はBGMである旨の説明をしている。該当BGMについては、BGM販売に特化した企業から購入したとのこと。同社のライセンスを受けた正規の楽曲ではなかったとして、困惑し、この販売企業の落ち度であるとしている。SNS上では、『ファイナルソード』におけるドラゴンやトロルといったモンスターについても、他作品モンスターの無断使用を疑う声もあるが、すべてのアセットは正しく購入して手に入れたものだと主張している。同社はスタートアップ企業であると認めつつも、著作権を侵害してゲームを作るつもりはなかったと強調している。すでに任天堂に事情は説明済みで、現在BGMの差し替えについて動いており、用意が整い次第すぐに配信を再開したいとコメントした。


怪しげな動画や疑惑と共に、奇妙な形で話題にのぼることとなった『ファイナルソード』。悪質な無断使用であると批判される側面もあるが、エイチユーピーゲームズ側は意図したものではないと、重ねて疑惑を否定している。ゲームを高品質にしてくれるアセットに罪はない。一方で、アセットを購入する場所が信頼に足るところではなかったり、販売元のゲームに対する監修が十分でなければ、今回のようなトラブルに発展しかねない。多様化するゲーム開発とゲーム販売。利便性向上に伴うリスクとうまく付き合っていくことも、今後のゲーム販売において重要になりそうだ。

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