『地球防衛軍6』正式発表、2021年発売へ。「5」から3年後の絶望の未来を生きる3Dアクションシューター

ディースリー・パブリッシャーは6月23日、『地球防衛軍6』を発表した。発売予定は2021年で、ジャンルは3Dアクション・シューティング。対応プラットフォームは未定。開発は引き続きサンドロットが担当。

ディースリー・パブリッシャーは6月23日、『地球防衛軍6』を発表した。発売予定は2021年で、ジャンルは3Dアクション・シューティング。対応プラットフォームは未定。開発は引き続きサンドロットが担当し、ディースリー・パブリッシャーがパブリッシングを手がける。また、発表にあわせてティザーサイトが公開されている。


『地球防衛軍6』は、地球外生命体が襲来した地球を舞台に、EDF(EARTH DEFENSE FORCE)の一員として驚異に立ち向かう『地球防衛軍』シリーズの最新作だ。本作の舞台は、『地球防衛軍5』で描かれた結末から数年後の未来。『地球防衛軍5』では、2022年に異星文明プライマーが地球へ襲来し、彼らが持ち込んだ巨大な地球外生物などと全地球防衛機構軍の凄惨な戦いが繰り広げられた。EDFが勝利したのは、侵略者が現れてから2年後。侵略者の撃退にこそ成功したものの、その頃には人類はすでに総人口の9割を失っており、社会システムや文明は崩壊寸前で、輝かしい未来には程遠い勝利だった。


本作では、そんな『地球防衛軍5』の結末から3年後の荒廃した地球が描かれる。2027年の世界では、プライマーに置き去りにされたエイリアンたちが生存のため集団を作り、街を占拠。地球に住み着いたエイリアンと人類の間では頻繁に小競り合いが発生しており、双方を疲弊させていた。

さらに深刻な問題として、侵略生物たちも地球に住み着ついている。彼らは地底や崩壊した都市に巣を作り、繁殖によって数を増やし続けており、エイリアンだけでなく侵略生物とも人類は戦い続けていた。プライマーの侵略によって受けた傷跡は深く、かつて栄華を誇った文明は廃墟のまま。復興の見通しを立てるどころか、日々を生きるだけで精一杯の人類に、明日はあるのだろうか。


発表とともに公開された公式サイトなどでは、数枚のスクリーンショットが公開されている。スクリーンショットでは、プライマーの侵略により廃墟となったままの都市を、武器を携えた黒い格好の人物が歩く様子や、廃墟に住み着いた巨大な侵略生物やエイリアンの姿が映されている。絶望の未来に生きる人類の生き残りたちは、シリーズ作品同様に押し寄せてくる巨大な敵たちと熾烈な戦いを繰り広げることになるのだろう。

前作『地球防衛軍5』が発売されてから4年、最高の絶望感と興奮で贈られるという『地球防衛軍6』は、2021年に発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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