カプコンがPS5向け新作『プラグマタ』発表。ディストピア化した近未来の月面世界を描くアクションADVとして、2022年発売予定

カプコンが新作『プラグマタ』発表。PS5/Xbox Series X/PC向けのタイトルだ。『プラグマタ』は、ディストピア化した近未来の月面世界を描くアクションADVとして、2022年発売予定。

カプコンは6月12日、PlayStation 5向けのゲームを発表するデジタルショウケース「PS5 THE FUTURE OF GAMING」にて、完全新規タイトルのアクションアドベンチャー『プラグマタ』を発表した。重厚な世界観とシナリオで、ディストピア化した近未来の月面世界が描かれるとのこと。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X/PC(Steam)。発売は2022年の予定。

『プラグマタ』のトレーラーでは、無人の都市を探索する宇宙服の男性が描かれる。男性が特殊な弾丸を撃ち出すと、誰もいなかった街にホログラムの人間や猫が映し出される。ホログラムの猫はアンドロイドのような骨格が透けており、無人の都市のディストピア感を強くしている。しかし、そこに1人でしゃがみこむ裸足の少女だけは実体を持った存在だった。

少女と男性が触れ合おうとした瞬間、空間が歪む。空を突き破るようにして落下してくる人工衛星に対し、少女の能力で作られたと思われる弾丸を撃ち出すことで難を逃れた2人。彼らは吹き飛ばされた先の月面で言葉を交わす。「あれは何?(What is that?)」「私たちの自由だ(Freedom… our freedom)」と。

月面に生身で降り立っても平然としていることや、少女の瞳と男性の装備が連動していることから、この少女がただならぬ存在であり、物語のキーになることは間違いなさそうだ。彼女と協力してこの惑星の状況を把握し、困難を打破していくのだろうか。トレーラーの最後のセリフにも謎が多い。

『プラグマタ』はPS5をはじめとした次世代機のパワーを存分に活かし、リアルタイムレイトレーシングや徹底した物理演算に力を入れている作品だ。写実的な没入感とディストピア世界での過酷なアクションを押し出しており、それらはトレーラーからも感じとることができる。現在は2022年の発売に向けて鋭意開発中とのこと。今後の発表を待ちたいところだ。

『プラグマタ』はPlayStation 5/Xbox Series X/PC(Steam)向けに2022年発売予定。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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