何でも出来るオープンワールドアクションRPG『クラフトピア』Steamにて2020年7月早期アクセス開始へ。ダンジョンを探索し、ベルトコンベアで牛を煮て、農場を自動化

ポケットペアは6月6日、『クラフトピア(Craftopia)』を「Indie Live Expo 2020」内にて正式発表した。「何でもできる」という謳い文句の、う狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化要素のあるサンドボックス型3DサバイバルアクションRPG

国内のインディーゲームスタジオであるポケットペアは6月6日、『クラフトピア(Craftopia)』を「Indie Live Expo 2020」内にて正式発表した。価格は税込2570円。対応プラットフォームはSteamで、日本語対応予定。2020年7月に早期アクセスが開始予定とされており、リリース記念セールも予定されている。なお先日公開されていたSteamのストアページでは、当初6月4日の早期アクセス開始が予定されていたが、クローズドアルファテストの実施などを理由に7月へ変更されたようだ。

『クラフトピア』は、「何でもできる」という謳い文句の、狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化要素のあるサンドボックス型3DサバイバルアクションRPGである。舞台となるのは、資源や生命の溢れる惑星。巨大な植物が生えた奇妙な森、スケルトンの待ち受ける古代遺跡、火山や浮き島など、さまざまなロケーションが用意されたオープンワールドの世界を、自由に探索できる。

プレイヤーキャラクターは、性別/種族/髪型/目/顔/肌の色/ひげ/フェイスペイントを含め、パーツ選択して好みの外見が作成可能。100種類以上のスキルが用意されたスキルツリーによって、プレイスタイルの異なるキャラクターが作り出せるそうだ。具体的なアクションとしては、PVから剣を振り回している姿や、盾を構えて敵の火球を弾き返すシーン、氷の魔法や火矢を構えている姿も確認でき、戦闘系だけでも多様なスキルが用意されている。また、世界にはダンジョンが隠されており、強大なボスが存在。ダンジョンは探知機によって探知でき、攻略に成功すると世界の力が開放できるという。


畑を耕したり、ペットを飼育したり、魚を釣ったりといった生活系のコンテンツも用意されている。農業には、20種類上の作物が用意されており、自ら農園を運営する以外に、農業機械を使った大規模な農場の運営にも対応。ペットの飼育では「モンスター・プリズム」を投げつけると対象を捕獲でき、牛や鹿などの動物以外に、モンスターもペットにできるそうだ。

農場だけでなく石や木の収集など、すべての採集要素は自動化可能で、べルトコンベアを使った大きな工場も建設できる。また、クラフトできるアイテムには、バイク/ヘリ/車/戦車/飛行機/気球/特殊工作機械などの乗り物も含まれており、車両乗った状態で崖から飛び出し、乗り捨て滑空する姿も映されていた。そのほか、ロケットを打ち上げているシーンや、バトルロイヤル系タイトルのように斜めに坂を建築して駆け上がっていく姿、ベルトコンベアで鍋に向かって牛が運ばれたり、滑車を回して電力を発電している様子も確認でき、説明どおり多様な要素が搭載されているのだろう。本作は、オンライン協力プレイ、オンラインPvP、クロスプラットマルチプレイヤーにも対応している。

https://twitter.com/PocketpairJapan/status/1269233740477161472

本作を開発したのは、アセットを組み合わせて開発したというローグライト作品『Overdungeon』の開発元ポケットペアである。公式Twitterアカウントでは、クローズドアルファテストの募集が開始されており、Steamでウィッシュリストに追加するなど、条件を満たした方から50名を対象に招待コードが送付される。応募期間は、6月12日23時59分までだ。『Craftopia』は、Steamにて2020年7月に早期アクセス開始予定。価格は税込2570円で、リリース記念セールも予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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