病んだヒロインたちと向き合うADV『私だけいれば問題ないよね』Nintendo Switchにて6月18日に発売へ。好意の裏側にある不穏な気配

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SEECは6月4日、『私だけいれば問題ないよね』Nintendo Switch版のストアページを公開した。発売日は6月18日で、価格は税込1300円。あらかじめダウンロードも開始されている。本作は、2017年にiOS/Android向けとしてリリースされた作品の移植版だ。レーティングは、暴力表現などを理由に「CERO C」に設定されている。Nintendo Switch移植に際した追加要素などは現時点では不明ながら、基本プレイ無料から有料への変更や、横画面への対応も含め、システム面で最適化がなされていると推察できる。

『私だけいれば問題ないよね』は、精神的に病んだヒロインたちと向き合う、メッセージアプリ風恋愛アドベンチャーゲームである。本作の主人公は、コンビニでアルバイトとして働く男子大学生。勤務中にガチャを回しているバイトの先輩に悩まされたり、ゼミの仲間とモラトリアムを過ごしていたのだが、ある日10年ぶりに幼馴染の少女、花森かすみと街で遭遇。現在声優を目指しており、養成所に通うため街へ戻ってきたという彼女と連絡先を交換し、交流を深めていく中で主人公はヒロインと向き合うことになる。

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彼女たちはメッセージアプリLIMEにメッセージを送ってくるので、返信を3択から選択。返信の内容によって好感度が変化し、結末も変わっていく。また、アプリを通じて会話を進めていくと、実際に彼女たちと会うイベントが発生する。映画館へ恋愛映画を見に行ったり、学園祭を一緒に回ったり、恋愛アドベンチャーらしいイベントが展開されるが、同時に少しずつ不穏な気配が漂い、どこかおかしい彼女たちの歪んだ部分が明らかになっていく。


スピリチュアルな団体に勧誘されそうな導入の花森かすみ以外に、ゼミの先輩である芹沢みさき、最近気になる人がいるという橘いつき、受験のため勉強を教えてほしいという藤崎まゆなど、主人公への好意とそれぞれ違った歪さを兼ね備えたヒロインたちが登場。スマートフォン版では、ヒロインごとに個別のシナリオが用意されており、バッドエンドも含め複数のエンディングが搭載されていた。また、問題を抱えたヒロインたちと相対する主人公の人柄が、本作の特徴の一つである。選択肢によってとぼけたり的外れな発言をする一方、展開によっては将来を見据えた真っ当な言動をとり、人として尊敬できるのだ。刺激的な展開があるだけではないことも、本作の魅力と言えるだろう。


本作を開発したのは、デジタルマーケティングや旅行事業を手がける国内の企業SEEC内で、アプリを制作しているSEEC沖縄チーム。古城を舞台にしたゴシックホラーノベル『籠庭のクックロビン』や、病室に突然彼女を名乗る女が現れるサスペンス『俺の記憶にカノジョはいない』など、スマートフォンやNintendo Switch向けの作品をリリースしている。

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『私だけいれば問題ないよね』Nintendo Switch版は、税込1300円で6月18日に発売予定だ。

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