『ポケモン剣盾』向けに「Pokémon HOME」にて、隠れ特性を覚えたガラル御三家が配布開始。へんげんじざいにも似た“リベロ”を覚えたヒバニーなど


株式会社ポケモンは6月2日、クラウドサービス「Pokémon HOME」にて隠れ特性を備えた『ポケットモンスター ソード・シールド』の御三家、サルノリ、ヒバニー、メッソンの配布を開始した。条件を満たすと、スマートフォン版「Pokémon HOME」のふしぎなおくりものから3体のポケモンが受け取れる。


配布されている3体のポケモンを受け取るには、まず『ポケットモンスター ソード・シールド』から、Nintendo Switch版「Pokémon HOME」へポケモンの預け入れを実施。レポートを書き終え、ポケモンを「Pokémon HOME」へ預けた後、スマートフォン版「Pokémon HOME」を立ち上げると、メニュー内のふしぎなおくりものからガラル地方の御三家が入手できる。

今回もらえる3体のポケモンは、それぞれ強力な隠れ特性を備えている。サルノリは、戦闘に出た際フィールドを5ターンの間グラスフィールドにする「グラスメイカー」。ヒバニーは、わざを出す直前に自分のわざと同じタイプになる「リベロ」。へんげんじざいにも似た特性だ。メッソンはきゅうしょにあたった際のダメージが1.5倍から2.25倍になる「スナイパー」を覚えている。


6月2日に公開された『ポケットモンスター ソード・シールド』エキスパンション・パス「鎧の孤島」に関する情報には、マックスレイドバトルなどで手に入るヨロイこうせきを使うと新しい技が覚えられる「教えわざ」という要素の紹介が含まれていた。さらに情報内では、グラスフィールド状態で先制こうげきできる教え技「グラスライダー」をゴリランダーが使用していたが、隠れ特性と組み合わせるとゴリランダーが先制攻撃できるようになるわけだ。そのほか、習得できるすべてのわざがタイプ一致で使えるエースバーンや、運に身を任せるインテレオンも育成できるようになる。

「Pokémon HOME」は、株式会社ポケモンがNintendo Switch/iOS/Android向けに配信中の、連携ソフト間でポケモンを移動できるクラウドサービスだ。Nintendo Switch版とスマートフォン版では機能が異なり、両者を連携させて使うことで過去作から『ポケットモンスター ソード・シールド』へのポケモンの移動や、インターネットを通じたポケモンの交換などが、スムーズに行えるようになる。無料で使えるフリープランに加えて、全ての機能が利用可能になるプレミアムプランも30日360円からサービス中だ。