スパイク・チュンソフトは5月21日、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』を5月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、価格は1960円。本日放送された『ダンガンロンパ』シリーズの10周年記念放送「ダンガンロンパ10周年記念 ダンガンテレビ ~希望は前へ進むんだ!~ 1限目」内にて5月21日の配信が発表され、番組の放送終了後にAndroid版が早速リリースされている。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』は、『ダンガンロンパ」シリーズの1作目『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の移植版である。本作の舞台は、あらゆる分野から超一流の高校生が集められた特権的な学校「私立 希望ヶ峰学園」。主人公は、平均的な学生の中から抽選によって超高校級の幸運児として選ばれた苗木誠だ。
入学式の日、玄関ホールで気を失った苗木誠は、元同級生で超高校級のアイドル舞園さやかや、才能の明かされていない謎の少女霧切響子など、14人の生徒と共に密室状態の学園内へ閉じ込められていた。困惑する生徒たちの前に、学園長を自称するクマのぬいぐるみ「モノクマ」が現れ、一生を閉鎖空間と化した学園内で過ごすか、殺人を犯して外に出るか選択を迫る。3Dで描かれた探索パートと、発言の矛盾をつく学級裁判パートで進行し、学園内での事件や不可解な状況などが描かれていく。
記念放送には、主人公・苗木誠役の緒方恵美氏と、『ダンガンロンパ』シリーズのプロデューサー寺澤善徳氏およびシナリオを手がけた小高和剛氏が登場し、『ダンガンロンパ』シリーズについて語られた。『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のスマートフォン版は、2012年から2015年の間配信されていたが、10周年を記念して配信される『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』では、プロデューサーの寺澤善徳氏などによる監修を受け、弾丸を当てる操作などもやりやすくなっているという。寺澤善徳氏は、タッチ操作に最適化した丁寧な移植になっているため、以前遊んだ人にもまた遊んでほしいと語っている。また、同シリーズのシナリオを手がけたた小高和剛氏は、同作のシナリオ執筆当時は年収380万円で、半年ほどの期間でシナリオを書き上げたそうだ。
放送内では、『IdentityⅤ 第五人格』と『ダンガンロンパ』シリーズのコラボイベントが2020年5月28日から行われることや布製マスクを含めた関連グッズ情報、次回の配信が6月18日21時から放送されることなども発表。次回の配信では、同シリーズの2の話が行われるという。、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』は、Android版は配信中、iOS版も5月21日に配信予定だ。