ターン制シミュレーションRPG『逆コーラップス:パン屋作戦』新動画公開。『ドールズフロントライン』開発チームによる過去作のリメイク版

 

X.D. Networkは5月15日、リメイク版『逆コーラップス:パン屋作戦』のゲーム画面および新動画を公開した。本情報は、中国の動画配信サイトBilibiliで放送された「ドルフロ4周年記念生放送」内で明かされたもの。動画では、ゲームプレイやイベントらしき場面が確認できる。本作の公式Twitterでは、2進数による暗号が公開されていたが、情報発表の告知だったというわけだ。

『逆コーラップス:パン屋作戦』は、iOS/Android向けに配信中の『ドールズフロントライン』の開発チーム「MICAteam雲母組」が、2013年に同人作品として手がけたターン制シミュレーションRPG『面包房少女(パン屋少女)』のリメイク版だ。

舞台となるのは、コーラップス(崩壊液)の汚染により地上が資源枯渇しつつある近未来。戦乱の結果、新興勢力「南極連邦」と列強各国による「ロクサット主義合衆国連盟(URNS)」に世界は二分されていたが、世界の構図を一変させるほどの価値ある研究データ「三女神計画」により再び戦争が始まろうとしていた。南極連邦の諜報員モンドは、任務中に待ち伏せされたところをジェフティという少女に助けられる。

彼女と共に、URNS兵士の包囲網からの脱出を図るも、何故か同盟勢力からも命を狙われており、「パン屋作戦」を巡る陰謀が明らかになっていくという。『逆コーラップス:パン屋作戦』では、『ドールズフロントライン』と世界観を共有しており、同作から30年後の未来が描かれている。

今回公開された動画では、爆音による耳鳴りから始まりジェフティがライフルを撃つシーンや、『ドールズフロントライン』を思わせるSDキャラクターが戦う戦闘シーン。情報管理総局の男カールや、戦術空挺突撃部隊のジェヴァンやアテナといった味方らしきキャラクターたちの姿が確認できた。動画の終盤では、先の展開を想像させるカットも含まれていたが、どのようなストーリーが描かれていくのだろうか。

『逆コーラップス:パン屋作戦』は、音声を含めた日本語に対応し、Nintendo Switch/Steam/スマートフォン向けに配信予定だ。また、本作の設定やストーリーが気になる方は、公式Twitterをチェックしてみると良いかもしれない。