ハクスラTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』Steam版5月16日発売へ。3つの魔術を切り替え、ミニオンを使役してモンスターを討伐

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同人ゲームサークル電猫遊戯は5月9日、『星樹の機神 ユニティユニオンズ』Steam版を5月16日に発売すると発表した。価格は2000円。本作は、2019年12月31日に開催された「コミックマーケット97」4日目にて初頒布。DL版はSekai Projectからの発売となる。

『星樹の機神 ユニティユニオンズ』は、ミニオンを使役し、魔法を使って戦うハクスラTPSだ。主人公のコロナ=メギストスは、小さな村に住む宝石魔術師見習いの少女。ある日、一族が守ってきた宝珠に対し嫌な予感を抱いた彼女は、宝珠が封印された遺跡へと向かい、宝珠を守るためこれまで成功したことの無い錬成魔術に挑戦。結果的に、宝珠を錬成魔術の素材に使ってしまう。錬成魔術の発動には成功したものの、生み出されたミニオンは少年の姿をしており、また彼は自らを旧世界の遺産、アークトゥルス=ノアという機神だという。世界に危機が迫る中、宝石魔術師見習いの少女と、機神の少年の旅路が幕を開ける。

未熟な宝石魔術師にして錬成魔術の使い手でもある主人公コロナは、ミニオンを召喚し、自身も攻撃魔術を使って敵と戦う。コロナの使える攻撃魔術は、ビームを撃つものや敵を焼き払う炎、装弾数は少ないものの高火力長射程の魔術など32種類。攻撃魔術は杖ごとに決まっており、魔術を使うと弾数が減少し、撃ちきるとリロードを待つことになるため、3つの杖を切り替えながらステージを攻略する。

杖にはレベル/ダメージ/装弾数/連射速度/リロード時間が設定されているほか、対ボスのダメージが向上したり、ライフスティールが付与されるオプションもランダムに付属。杖はミッションクリア時に入手でき、合成機能によって杖をカスタマイズする要素も用意されていて、ハクスラ要素が楽しめるようだ。

錬成魔術については、ミッション中に手に入れたGEMを使って行い、ミニオンを錬成して共に戦う。ミニオンは、近接ミニオン、防衛ミニオン、支援ミニオンなど性質の異なる4種類が存在し、錬成したミニオンは更にジェムを消費することでレベルアップ可能。そのほか、ステータスの強化による育成要素、即時リロードやショットの強化といった特殊な技が設定されたアミュレットもあり、多彩な魔術の中から好みのものを選び、ミニオンたちを使役しながら敵と戦うのだろう。

また3Dモデルも本作の魅力。魔術やモンスターの存在するファンタジー世界の中に、可愛いデザインの主人公が落とし込まれている。なお、『星樹の機神 ユニティユニオンズ』のゲームエンジンにはUnityが採用。主人公の名前については、2017年8月には決定されていたという。

本作を開発した電猫遊戯は、「自分がプレイしたいゲームを作る」をモットーに活動している同人ゲームサークル。星樹の機神シリーズという同じ世界観の作品をリリースしており、現在の目標はサークル初期に企画していた『星樹の機神 エデンズミーム』を3DRPGとして開発するため地力を向上させること。『星樹の機神 ユニティユニオンズ』や、未公開の3DアクションRPG『星樹の機神 フライングドリーマー』は、その前目標であるという。また同サークルは、ファンタジーRPG『星樹の機神 プラネットルーラー』をSteamなどで販売しているほか、現代SFラノベ風RPG『エーテルコード』を無料公開している。

『星樹の機神 ユニティユニオンズ』は、5月16日にSteamにて配信予定だ。

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