『あつまれ どうぶつの森』の「遠近法」を用いた巧みアイデアが島を豊かにする。淋しげな秘境の岬もロマンティック

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『あつまれ どうぶつの森』のRedditコミュニティで、今熱視線を浴びているのが「遠近法」を用いた島づくりだ。遠近の概念を利用して、景観をダイナミックに魅せるという手法。火付け役となったのが、RedditユーザーSpeedi77氏の投稿。「駐車場のある灯台を見晴らせる、展望台ができたよ。」という文言に画像が添えられた投稿は、コミュニティの心をすぐさまつかんだ。崖の展望台の向こう側には灯台がちょこんと立てられており、車が停まるなど、雰囲気ある絵面だ。コミュニティの反応に喜んだSpeedi77氏は、後日動画も投稿している。

Image Credit : Speedi77 / 任天堂

Someone asked for a video of my forced perspective lighthouse. Here It is! from AnimalCrossing

ここからブームが巻き起こりつつある。他ユーザーは、灯台をスペースシャトルに置き換え、宇宙産業感を演出。こちらの投稿もフィードバックこそ少ないが、好意的な反応を受け取っている。他ユーザーは、最初の灯台のアイデアを拡張。風力発電機を添え、道路をそばに敷くことで、岬がさらにロマンティックに仕立てられている。これらのアイデアに追随するように、さらに遠近法を用いた岬コーデの投稿が投じられ続けている。

Image Credit : CivCorpsCouchDiv / 任天堂
Image Credit : theo1618 / 任天堂

この遠近法のアイデアは、ゲームの性質を巧みに利用して生まれたもの。本作ではマイルと引き換えに交換できる家具(レシピ)が存在しており、その中にはややスケールが大きめのものもある。島の評価を高めるための、屋外用家具として作られている意味合いが強いのだろう。ただし、大きいとはいっても、実物ほど大きくはない。たとえば灯台や風力発電機はその代表例だ。ある程度の小ささまでサイズが抑えられている。単に置けばややミニマルなもの。しかし、これらの家具を“向こう側の岬”に置くことで、遠近感と相まって大きな設備に見えるわけだ。

Image Credit : Qua416 / 任天堂
Image Credit : SharkBoobies / 任天堂

たとえば、島の奥側に配置される岬。段差を上がって降りるなどをし、苦労して到達することになる秘境とも言える場所。ここはやや静かで淋しげな印象が目立つ。コーデしてあげたいが、どうすればいいかわらないという方もいることだろう。今回のアイデアを用いてここに灯台を置くことで、素敵な景観に様変わり。本当に灯台が存在するかのようである。ほかの家具やマイデザインと組み合わせることで、さらに立体感ができる。つねきちがやってきた時に邪魔になる可能性はあるが、『あつまれ どうぶつの森』の海辺シーンを盛り上げてくれることだろう。このやり方を応用して、カフェコーデを作り上げたのち少し離れた場所に滝を設置し、滝の見えるエレガントなカフェを演出するユーザーも。遠近法を使ったアイデアによって、さまざまなコーデが生まれそうである。誰しもが手に入れることができ、かつ殺風景になりがちな岬を彩る手法として使われている灯台は、今後のおしゃれな島コーデの定番になりそうだ。

Image Credit : AdditakOfficial / 任天堂
なお、マイル家具群については種類も多彩で、ユーザーによって手に入るものが違う。好みの灯台を手に入れるためには、交換が必要になるだろう。

『あつまれ どうぶつの森』では、島クリエイターの導入や屋外の家具設置によって、“フィールドごとコーデ”できるようになった。定番の仕様でも幅広い景観を整えることができるが、アイデアでその可能性は広がる。今回の遠近法だけでなく、これまでにはマイデザインを工夫することによって、立体的な演出を試みるユーザーも存在しており、こちらも注目を集めていた(関連記事)。想像力やアイデアによって、『あつまれ どうぶつの森』の世界は、ますます広がっていくことだろう。

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