Nintendo Switch向けSLG『ブリガンダイン ルーナジア戦記』無料体験版配信開始。ノーザリオ王国の君主として遊べる、イージー固定の体験版


ハピネットは4月30日、Nintendo Switch用ソフト『ブリガンダイン ルーナジア戦記』の無料体験版を配信開始した。配信された体験版は、ストラテジーゲームが初めてなプレイヤーでも遊べるように、専用の仕様が採用されたもの。ニンテンドーeショップからダウンロード可能で、製品版へのセーブデータ引継ぎには対応していない。

今回配信されたのは、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』に登場する6勢力の中から、ノーザリオ王国の君主としてプレイできる体験版だ。ノーザリオ王国は大陸北西に位置し、正義のブリガンダインを象徴とする国。ブリガンダインを持たないグスタファ神聖帝国とは、「グスタファの変」以来紛争関係にある。君主のルビーノ四世は、ノーザリオ王国の王位継承者として生まれた王子。父王の死、グスタファ神聖帝国からの侵攻によって、君主として戦場に立つ。

本体験版では自国拠点を7つにするか、10節になるまでを上限として自由にプレイ可能。グスタファ神聖帝国から領土を守り、奪われた土地を取り返すことや、南方のガイ・ムール共和国に戦を仕掛けることもできるそうだ。ストラテジーゲームが初めてな方でも遊びやすいように難易度はEASYに固定されており、敵からの侵攻にも制限が加えられてた独自仕様となっている。また体験版にはチュートリアルモードも搭載されているという。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、ファンタジー世界で6勢力が大陸統一を目指す国取りSLG+ターン制バトル。2000年にPlayStation用ソフトとして発売されて、プレイヤーから評価を得た『ブリガンダイン グランドエディション』から、20年以上を経て発売されるブリガンダインシリーズの新作である。

舞台となるのは、ルーンの神によって神秘の力マナを与えられ、能力を開花させてきた人々が暮らす世界。ルーナジア歴781年、古の時代からマナのシャワーが降り注ぐ大陸ルーナジアでは、6勢力が思想や信仰の違いからいがみ合っており、大きな戦乱が幕を開けようとしていた。5つのマナストーンによって造られた特別な鎧ブリガンダイン。モンスターを呼び出し、意のままに操るルーンの騎士。それぞれの勢力が抱える歴史と思想。ブリガンダインを持つ5勢力と持たない1勢力は、それぞれの理由から戦争へ参加し、100人以上の騎士による群像劇が展開されていく。

プレイヤーは、いずれかの勢力の君主として、ルーナジア大陸の統一を目指す。ルーンの騎士を各部隊のリーダーに据え、1部隊最大6体までのモンスターも含めて、部隊を編成。攻撃フェイズで、自軍の部隊を敵国の拠点へ侵攻させると、ヘックスを採用したターン制バトルへと移行。敵部隊の騎士を全て倒すか退却させると勝利となり、拠点が占領できる。拠点にはそれぞれマナの収入量が設定されており、拠点が増えると自国のマナが増加。モンスターの召喚にはマナが必要であり、拠点によって召喚できるモンスターが異なるため、拠点を制圧すると自軍が少しずつ有利になっていく。

バトルには、技、魔法、地形、有利不利のある属性、ZOC、ユニットを包囲することでチャンスになる包囲効果といった要素があり、駆け引きある戦闘が展開される。ユニットは、レベルとアップとクラスチェンジによって成長し、モンスターがクラスチェンジして上位種族になると、騎士を凌ぐ強さになることもあるという。また、本作には100人以上のキャラクターが登場し、全編フルボイスで物語が描かれる。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、Nintendo Switch用ソフトとして2020年6月25日発売予定。通常版はパッケージ/DLともに税別7200円。CD2枚組のOST、ビジュアルブック、攻略本などが付属するLimited Editionが、税別1万1800円。ニンテンドーe ショップでは、購入特典としてDLC「騎士&モンスター育成セット」が付属し、本日からあらかじめダウンロードも開始されている。