『マインクラフト』で「プロの建築家達」が作った巨大都市が壮観。元ネタは「ダンまち」のオラリオ

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『マインクラフト』のコミュニティでは、さまざまな時事ネタが取り入れられたり、10分の1スケールの地球を開発するプロジェクトも行われてたりと話題が尽きない。そんな本作で、今度は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか(以下、ダンまち)」に登場する架空の都市オラリオが作成されたようだ。『マインクラフト』で迷宮都市オラリオを生み出したのは、海外で『マインクラフト』用のカスタムワールド制作を請け負っているVaruna。「City of Orario」はプライベートな依頼を受け作成されたもので、残念ながらワールドの配布などは行われていないが、Varunaの公式サイトではスクリーンショットが公開されている。

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迷宮都市オラリオは、ダンジョンの上に作られた巨大都市。バベルを中心に8方位に対応したメインストリートが築かれ、地下迷宮へ挑む冒険者を含めたあらゆる種族が暮らす街だ。『マインクラフト』内に造られた「City of Orario」は、1500×1500サイズのマップ内に、800×800サイズで構成されたマップ。オラリオの全体を囲む壁や8本のメインストリートで区切られた区画など、都市の大まかな構造が再現されている一方、同作の制限などにより一部アレンジが加えられている。

都市の中央にそびえ立つのは、迷宮都市オラリオではもっとも高い建造物であり、ダンジョンの蓋でもある摩天楼施設バベルだろう。特徴的な穴や、高さの異なる三角形が交互に連なる意匠はバベルと同じもの。しかし、アニメ版のオープニングなどでも確認できるように、本来は天にも届きそうなほどのより高い建造物なのだが、カスタムワールド版オラリオでは根本の部分だけを切り取った形になっている。Varunaは塔の高さについてコメントしており、マインクラフトの最大256の高さ制限により、バベルに高度制限が施されたようだ。

バベルに次いで大きく画像内でも目を惹く円形の白い建造物は、ローマのコロッセオではなく、円形闘技場。年に1度、冒険者がモンスターを調教するまでをショーにした怪物祭が開かれる、アニメ版第1期でも登場した巨大施設だ。アニメ版の描写と比較してみると外観は一致しており、周囲にも小さな屋台らしき建物が建てられている。

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さらに目を凝らしてみるとメインストリートには細々とした商店が並び、そのほか一般的な住宅とは異なる白い屋根の建物や木造建築、赤い屋根の大きな構造物もあり、よく見てみると発見があるかもしれない。残念ながら、ベル・クラネルとヘスティアの暮らす教会は画像から確認できなかったが、カスタムワールド内ではインテリアまで用意されているといい、細かな作り込みがなされているようだ。

「ダンまち」の世界観から迷宮都市オラリオの再現を目指して作成された「City of Orario」。海外では、Eurogamerが取り上げるなど一部で話題となっており、同作の視聴者からそのクオリティを称える声が上がる。一方、同作を視聴していない層からも注目を集めているようだ。海外の掲示板reddit上のコメントを見てみると、『The Elder Scrolls IV: Oblivion 』や『The Elder Scrolls Online』に登場した帝国の首都Imperial Cityに似ているといったコメントが散見される。Imperial Cityは、島に建てられた城塞都市であり、その構造や成り立ちも異なるのだが、中央にそびえ立つ塔や闘技場、円形の壁に囲まれていることなど、いくつかの共通点もある。こうした特徴が、海外のゲーマーにimperial Cityを想起させたのだろう。またゲートが多すぎて守れないという指摘もあり、幅広い層にこの作品が楽しまれているようだ。

Image Credit : Unofficial Elder Scrolls Pages

原作「ダンまち」は、大森藤ノ氏が手がけたライトノベル。迷宮都市オラリオを舞台に、駆け出しの冒険者である少年が、ファミリアの居ない女神ヘスティアの眷属となり、英雄を目指すファンタジー作品。商業作品としては、2013年にGA文庫から1巻が刊行された後、2015年にTVアニメ化。2020年夏には、シーズン3の放送も控えている。アニメ第1期放送時には、ヘスティアの紐が話題となった。

またVarunaは、建築家、デザイナーアーティストによって構成されたマインクラフトビルドチーム。チームは『マインクラフト』用のカスタムワールドを作成しており、サーバー内のミニゲーム用マップなどによく採用されているという。山間に建てられたアジア風のマップ「Floating Asian Hub」、巨大な花が咲くファンタジー風マップ「Floating Minecraft Fantasy Hub」など、作成されたマップの一部は公式ストア上で販売中。また、「City of Orario」を含めた作品群は、公式サイト上でスクリーンショットが公開されている。

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