移植版『モンスターファーム』アップデート実施。新規モンスターの追加や、大会モードを利用した大規模なトーナメントが開催予定

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コーエーテクモゲームスは4月27日、移植版『モンスターファーム(以下、MF)』にてアップデートを実施した。本アップデートでは、2019年10月から2020年1月に発売されたCDに対応。また、新規モンスターの追加、セーブデータ枠および大会モードの追加、対戦モードの修正も行われている。なお、スマホ版のID引継ぎを利用したデータの引継ぎは、アップデート前のアプリからアップデート後のアプリに行うことは出来ないようだ。

移植版『MF』は、1997年に発売されたPlayStation用ソフト『モンスターファーム』をベースに、Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中の育成シミュレーションゲーム。データベースからCDを選択してモンスターを再生できるシステムが用意されており、CDドライブがなくても円盤石の再生が可能になっている。4月27日に配信されたアップデートでは、モンスター再生するためのCDデータがデータベースへ追加されている。

追加対象となったのは、2019年9月29日から2020年2月1日に発売されたCDタイトル。Nintendo Switch版では、同社のゲームタイトルを始めとした2019年9月から2020年1月に発売されたNintendo Switch用パッケージ作品も追加されている。円盤石の再生では、ムーやエクスプレスといった『MF2』のモンスターが追加されているほか、レトロゲームを題材にした新規モンスターなどの存在も確認されており、10種類以上の新モンスターが登場しているようだ。

アップデートでは、これまで1枠だった手動セーブデータ枠が追加。アップデート適用後、1枠が無償で追加されて2枠となり、1枠120円で追加購入すると最大14枠の手動セーブデータ枠が利用できる。セーブデータ枠はまとめて購入することもでき、その場合は980円で14枠が利用可能だ。そのほか、対戦モードにおける他のプレイヤーが育てたモンスターの操作への対応、能力合計値が画面右上に表示されるように追加されている。

また、大会モードが追加実装された。大会モードは、大会の条件にあわせてモンスターを登録し、モンスター同士がオートバトルで決着をつけるというもの。『MF』の公式Twitterによると、ユーザー参加型の大規模なトーナメントがFIMBA公式の発表で明らかになったそうで、ユーザー参加型の大規模なトーナメントが2020年5月頃に開催予定とされている。公式大会用に開発されたツール「大会くん」を利用して運営が行われ、数億人規模のトーナメント結果も算出できるそうだ。新規モンスターの追加や大会の開催も予定されている移植版『MF』は、Nintendo Switch/iOS/Android向けに税込1960円で配信中だ。

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