シネマホラー『THE DARK PICTURES: LITTLE HOPE』新映像公開。魔女裁判の地を舞台に、生還を目指すホラーADV

 

バンダイナムコエンターテインメントは4月14日、『THE DARK PICTURES: LITTLE HOPE(以下、リトル・ホープ)』のPVを国内向けに公開した。本作は、それぞれ独立した作品で構成された「THE DARK PICTURES ANTHOLOGY」シリーズの第2弾。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Steam。海外向けには2020年夏の発売が予定されているが、国内向けには2020年発売予定となっている。

『リトル・ホープ』は、雪山の山荘を舞台にしたホラーADV『Until Dawn -惨劇の山荘- 』開発元SUPERMASSIVE GAMESが手がける、シネマチックホラーADVシリーズ2作目だ。舞台となるのは、霧に閉ざされた辺境の町リトル・ホープ。リトル・ホープは、17世紀に魔女裁判が行われていたという、忌まわしき過去のある場所だ。

大学生4人と彼らの教授は、何らかの理由からリトル・ホープへやってきて、恐怖に苛まれる。動き出す屍体、崩壊する橋、闇夜に紛れ込む苦痛と悪意。彼らは、セーラムにも似た昏い歴史を持つ町を、生還する手段を求めて探索。深い霧の中、迫りくる何かから逃れて脱出を目指す。

公開されたPVでは現在の様子と別に、神を叫ぶ神父の姿や鍵を持った少女、呪われた人形といった過去のシーンも映されている。1692年、魔術の恐怖に取り憑かれたリトル・ホープでは、隣人を告発する魔女裁判によって多くの命が失われた。恐怖が恐怖を呼び、やがて教会は焼け落ちた。

果たして、魔術は実在するのか。魔女として告発された者は、本当に魔女だったのか。あるいは、告発者を操る黒幕がいたのではないか。過去に起こった魔女裁判の謎も、本作の重要な要素の一つなのだろう。トレイラーでは「あらゆる苦痛や悪意、悪事が、はるか遠くまで届く」「影響を及ぼす」とも語られており、過去の出来事が現在に影響を及ぼすのかもしれない。

前作『The Dark Pictures Anthology: Man of Medan 』は、旅行に来ていた5人の若者が、難破船に迷い込むホラーADV。船内を探索する中、次々と奇妙な出来事が起こり、選択肢、QTE、手に入れた情報など、プレイヤーの行動によってストーリーが変化。展開によってキャラクターの生死や結末が異なるマルチエンディングが搭載されていた。シングルプレイヤー、オンライン/オフラインのマルチプレイ、日本語にも対応PlayStation 4/Xbox One/Steamにて発売中だ。開発中の新作『リトル・ホープ』は、PlayStation 4/Xbox One/Steam向けに2020年発売予定。公式サイトによれば、今作でもオンラインマルチプレイに対応しているようだ。