パブリッシャーのGunfire GamesとデベロッパーのArc Gamesは9月11日、『レムナント2(Remnant II)』のDLC「The Dark Horizon」を9月24日にリリースすると発表した。「The Dark Horizon」は、本作における第3弾にして最後の大型DLCとなる。また同DLCとあわせて無料コンテンツアップデートもおこなわれる見込みだ。
『レムナント2』は、文明崩壊後の世界で獰猛なクリーチャーと死闘を繰り広げるアクションRPGだ。『ダークソウル』などを彷彿とさせる探索要素や近接攻撃と、遠距離攻撃を組み合わせて戦うシステムなどから、本作はソウルライクTPSとして親しまれている。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。
複数の世界を行き来するのが本作の特徴であり、それぞれの世界を訪れる順番はキャンペーンモードをプレイする度に変化する。そしてDLC「The Dark Horizon」の舞台は、本編にも登場した「N’Erud(ネルード)」と呼ばれる世界。まるで時が止まったかのような神秘的な場所を発見した主人公は、再びN’Erudを訪れることになる。
文明崩壊後はロボットたちに管理されていたN’Erudだが、長い時間が過ぎ去ったことでAIに異常をきたしている。さらに危険な場所へと変わってしまったN’Erudの秘密を解き明かすために、主人公は新たな旅へと赴く。「The Dark Horizon」ではまったく新しいストーリーが展開されていき、新たなダンジョンも用意されるそうだ。
いわゆる「クラス」に相当するアーキタイプを選択することによって、バトルスタイルや発動可能なスキルが変化するのも本作の特徴だ。今回のDLCでは、「ウォーデン(The Warden)」のアーキタイプが新たに追加される。
またDLC「The Dark Horizon」のリリースに伴い、新しいゲームモード「ボスラッシュ」やレベルアップ時に追加のステータスボーナスを得られる「プリズム」などを含む無料アップデートが配信される。ボスラッシュモードには3つの難易度が用意されており、3体のボスに挑む「Triple Threat」をはじめ、7体のボスに挑む「Trial by Fire」や19体のボスに挑む「The Gauntlet」などからプレイヤーが選択できるようだ。ボスラッシュモードでは、途中で主人公のステータスを一時的に向上させるバフを得ることができるとのこと。
『レムナント2』は2023年7月の発売後、1週間足らずで売上100万本を達成し、同年11月には売上200万本を記録。Steamのユーザーレビューでは約3万7000件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、高い人気と評価を獲得する作品だ。DLC「The Dark Horizon」の発売日を告げる公式Xアカウントのポストには最後のDLCへの期待を寄せる反応のほか、寂しがる声も見られる。新展開あるいは新たなシリーズ展開がおこなわれるのかも含めて、DLC発売後の動向も注目される。
『レムナント2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中。第3弾にして最後のDLCとなる「The Dark Horizon」は9月24日に発売予定。DLC第1弾と第2弾の価格は各1100円(税込)だったため、第3弾「The Dark Horizon」も1100円(税込)で販売される見込みだ。なお、アルティメットエディションを所持している場合は追加料金なしで「The Dark Horizon」をプレイ可能となっている。