ActivisionならびにInfinity Wardは4月1日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』に向けて、新たなマルチプレイモードを配信した。こうした新モードが追加される際は通常、パッチノートなどで事前に告知されることがほとんど。しかし今回は、そうした前もってのお知らせは一切なし。本日突如プレイリストが更新され、4つのマルチプレイ向けモードが新たに発表、登場した形だ。なお今回の新モードは、PS4/Xbox One/PCのすべてのプラットフォームにてプレイ可能となっている。
Tonight's playlist update for #ModernWarfare is rolling out now across all platforms! Check out Gunfight 3v3 Snipers, Cyber Attack Pro, and more….?
— Infinity Ward (@InfinityWard) April 1, 2020
追加されたゲームモードのなかで一際目をひくのは、「CODプレイヤーが求めるものはただ1つ…」だろう。名称からして謎に満ちている同モードの内容は、「SHIPMENT」にて10対10のチームに別れて戦うといったもの。「SHIPMENT」と言えば、その狭さが特徴的。チームデスマッチなどにおける5対5の戦いでさえ、混戦状態となりやすい。そんな同マップに全20人ものプレイヤーを詰め込めばどうなるだろうか。「CODプレイヤーが求めるものはただ1つ…」モードでは、その答えがすぐに分かる。
同モードのルールに関しては、完全にランダムとなっている。キルコンファームドの時もあれば、ドミネーションが開始される場合もあるというわけだ。ちなみに筆者がプレイした際は、チームデスマッチが選ばれた。目標スコアは、なんと脅威の400である。もちろん試合展開もハチャメチャ。基本的には、リスポーンした時点で敵が目の前にいる。またキル・デスともに異常に早く重ねられるため、キルストリークが大量に飛び交っていた印象だ。
総じてカオスな「CODプレイヤーが求めるものはただ1つ…」であるが、立ち回りの腕にかかわらず常に接敵する状況となるため、ある意味で敵を倒す爽快感を味わいやすいモードとも言えるだろう。またこうした同モードの環境を活用し、デイリーチャレンジやランク上げに励んでみてもいいかもしれない。
そのほかのモードとしては、DragunovやMK2 Carbineといったスナイパー武器のみで戦う3対3のガンファイト「GUNFIGHT 3V3-SNIPER ONLY」、蘇生の代わりにリスポーンが有効なサイバーアタックモード「CYBER ATTACK PRO」がプレイリストに追加されている。
さらに“途中抜けするとペナルティをくらう”一風変わったモード「I HAVE TRUST ISSUES」も登場。ただしこちらのモードについては、試しに筆者が途中抜けをおこなったものの、特にペナルティは受けなかった。また説明欄には「SHIPMENT」が舞台と記されているが、マッチングが完了すると全く異なるマップが選ばれていた。今回追加された4つのなかで、もっとも謎めいたモードかもしれない。なお現時点で、前述したすべてのモードにおいて実装期間は不明となっている。興味のある方は、今のうちに遊んでおこう。
ちなみに『CoD』に関する話題として、本日より『Call of Duty: Modern Warfare 2 Remastered』がPS Storeにて配信されている(関連記事)。シリーズファンの方は、こちらも要チェックだ。