『デス・ストランディング』PS4版にアップデートでフォトモードが追加。サムにポーズを取らせて撮影が可能に

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Kojima Productionsは4月1日、『デス・ストランディング(Death Stranding)』PlayStation 4版にて、バージョン1.12を配信した。バージョン1.12では、フォトモードの追加が行われており、サムにポーズや表情を取らせたり、フィルターをかけてスクリーンショットが撮影できるようになっている。なお、先日配信されたバージョン1.11では、一部の汎用カットシーンが、2回目以降スキップ可能になっていたようだ。

『デス・ストランディング』に今回実装されたフォトモードは、元々PC版に向けて制作中だったもの。世界中のサム・ポーター・ブリッジズからの要望を受け、PlayStation 4版にもアップデートにより追加された。ゲームプレイ中にタッチパッドボタンの左側を押すと、フォトモードが起動。フォトモードに切り替わると、画面内の状況が止まり、カメラを操作したり、サムのポーズや表情を変えたりなど、さまざまなフォトモードの機能が利用可能となる。

具体的には、カメラタブから焦点距離の調整、ロールの調整、UIの表示On・Off、看板の表示On・Off、センサーの表示On・Off。サムのタブから、サムの表示On・Off、約40種類用意されたサムのポーズの切り替え、18種類用意されたサムの表情の変更、サムの視線の変更、サムの顔をカメラ方向に傾けたり、顔や体の傾きを詳細に設定できるオプション。BBのタブでは、約20種類用意されたBBのポーズ切り替え、18種類から設定できるBBの表情変更、BBの視線とライトの調整。

被写界深度タブでは、被写界深度変更のOn・Off、オートフォーカスのOn・Off、ピントの調整、絞りの調整。明るさとフィルターのタブでは、露光の調整、コントラストの調節、からフィルターのOn・Off、14種類のフィルター、フィルター効果の強さの設定、ノイズの設定。レンズの効果タブでは、ビネットのOn・Off、ビネットのサイズ変更、ビネットの強さ変更、レンズのゆがみ調整、色収差の設定。フレームタブでは、上下に黒帯を追加したシネマ、左右に黒帯を追加したポスター、手形やタール風のエフェクトを追加するものなど、15種類フレームのフレームと、ロゴの設定ができる。そのほか、フォトモードの追加にともないコミュニケーションボタンがタッチパッドボタンの右側へと変更されている。

フォトモードは「特定の禁止区間では起動できない」とゲーム内のUpdate Infoに明記されており、実際にサムが温泉入浴していたり、シャワーを浴びている途中には、フォトモードは動作しなかった。一方で、プレイヤーが操作できないシーンでも、フォトモードが起動できる場合があるようだ。

『デス・ストランディング』は、小島秀夫監督率いるKojima Productionsが開発し、PlayStation 4版が2019年11月に発売された作品。「デス・ストランディング」と呼ばれる現象により、人々が分断され、存亡の危機に瀕している世界を舞台に、プレイヤーは伝説の配達人であるサム・ポーター・ブリッジズとなり、北米大陸を繋ぎ直すストランドゲームだ。現在発売中のPlayStation 4版にくわえて、PC版がSteam/Epic Gamesストアにて2020年6月2日に発売予定となっている。

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