スパイク・チュンソフトは3月26日、「Nintendo Direct mini 2020.3.26」内にて、Nintendo Switch版『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス(以下、風来のシレン5plus)』を発表した。発売日は2020年予定。2015年にPlayStation Vita向けソフトとしてリリースされた作品の移植版だ。
『風来のシレン5plus』は、2010年にNintendo DS向けに発売された『風来のシレン5』をベースに、追加ダンジョンなどを加えたローグライクダンジョンRPGだ。主人公のシレンは、風来人として旅をしており、イノリの里という小さな村へ迷い込む。その村には、「仙境にあるフォーチュンタワーに登り、運命神リーパに会えば運命が変えられる」という言い伝えが残されており、不治の病により死が差し迫った少女おユウと、その恋人として運命を変えようとする少年ジロきちが挑もうとしていた。シレン自身も、少女を救うためフォーチュンタワーへ登ることになる。
ゲームプレイは、入る度に構造が変化するダンジョンを舞台に、ターン制で進行。ダンジョン内で死んでしまえばアイテムや経験値を失ってしまうが、フロアの構造だけでなく、モンスターや道具の配置も挑戦ごとに変化し、多数の敵に囲まれるような状況も発生するため、緊張感のあるゲームプレイが展開される。
『風来のシレン5plus』では、ターン経過によって昼から強力なモンスターが登場し視界の悪くなる夜へ切り替わるシステムや、夜のモンスターに対抗するための技、オーラを発した通常より強力なモンスターが登場。武器と盾には強化値に加えて成長度と共鳴が存在するほか、新種道具屋にある秘伝の甕を利用すると、ベースの道具に効果が追加される新種道具も搭載されている。
また、『風来のシレン5plus』では、特性おにぎりが大量に配置された食いしん坊の館や、シレンもモンスターも攻撃を一度食らうとHPが1になってしまう二撃の道など、『風来のシレン5』に収録されていたダンジョンに加えて、10種類以上のダンジョンが追加されている。Nintendo Switch向けに発表された『風来のシレン5plus』は、2020年発売予定。価格は現時点で未定となっている。