『DEEEER Simulator』アップデート1.1.1にて新たな災害レベルとボス追加。ごく普通のイヌと繰り広げる白熱の戦い


弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームパブリッシャーPLAYISMは3月9日、『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』のVer.1.1.1アップデートを配信した。本アップデートでは、新たにゲーム内へ鹿災害レベルAと、ごく普通のイヌが登場。鹿とイヌの戦いが繰り広げられる。

『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』は、NASPAPA GAMESが手がけるスローライフ街破壊ゲーム。公式Twitterによると「よく奈良で見かける光景をゲームにした」という作品だ。舞台となるのは、深海魚が空を飛び、ジャイアントコアラがマンションにつかまり、巨大なウシが島の外れに鎮座する平穏な島。プレイヤーはこの島に降り立ったごく普通の鹿として、街中を二足歩行で走り、島の住人をシカに変えたりしながら、騒乱をもたらしていく。

鹿は、伸縮性の高い首を活かしたフックアクションめいた挙動、前足を使った攻撃、銃火器を頭に装着しての銃撃、車やAC(アニマルコンバット)への搭乗などができる。こうしたアクションを使い、街中で鹿として過ごしていると、鹿災害レベルが上昇。鹿災害レベルに応じて、アルパカ、シロクマ、銃を持ったウサギが、鹿災害を食い止めるべく警官として出現し、鹿へと迫ってくる。

早期アクセス開始時のバージョンでは、鹿災害レベルBまでが実装された状態だったが、今回のアップデートによりAが追加。街中で鹿および鹿人間が猛威をふるい、鹿災害レベルがAに達すると、警察風のコスチュームを身にまとったコーギー犬が、第4の警官として登場。

空から舞い降りてきたイヌは、あわせて島の外に実装された専用のバトルフィールドに待ち構えており、バトルフィールドへ足を踏み入れると鹿とイヌのバトルがスタート。戦闘開始時には、どこからかやってきたヒツジ、シロクマ、ウサギとの合体シークエンスが映され、本作らしい姿のイヌと戦うことになる。奇妙すぎる“動物合体”ボスを相手に、全力で立ち向かえ。

『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』は、個人開発者の阿部敬介が開発している作品だ。Twitter上に投稿したシュールな動画が好評を得て、開発希望の声が多かったことから本格的な開発をスタート。2019年に行われたクラウドファンディングの成功を経て、現在Steamにて早期アクセス販売が行われている。

早期アクセス販売中の作品であるためまだまだコンテンツは少ないものの、投げた人間が中に浮かんだままになってしまうデス・ストランディングと呼ばれていた現象の修正が行われたり、精力的なアップデートが実施中だ。今回のアップデートで、またコンテンツの幅が広がったことだろう。同作は、3月16日までの期間はセール対象となっており、20%オフの1040円で購入できる。