『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』3月12日早期アクセス開始に変更。好評から1日前倒しに


弊社アクティブゲーミングメディアの運営するインディーゲームブランドPLAYISMとWhy so serious?は3月4日、『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』の早期アクセス開始日を変更すると発表した。新しい早期アクセス開始日は3月12日17時。告知が好評だったことから、発表時の配信日だった3月13日から1日前倒しでのリリースとなる。同作の対応プラットフォームはSteam。価格は1320円。リリースからの1週間は、10%オフのセールが行われる。

『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、Team Ladybugが手がける「ロードス島戦記」の二次創作作品。原作「ロードス島戦記」から、ハイエルフのディードリットが主人公として登場する探索型2Dアクションゲームだ。

目が覚めると、知らない場所にいたディードリット。彼女はこの場所がどこなのか、どうして自分がこの世界に居たのか、答えを探すためにシルフやサラマンダーといった精霊の力を借りてフィールドを探索。探索の最中では、ギムを含めたかつての仲間たちとも出会い、物語が描かれていくという。水野良氏が手がけ、2019年に発売された小説「ロードス島戦記誓約の宝冠」までの、ディードリットの空白の物語が本作では紡がれるそうだ。

ゲームプレイでは、ディードリットは風の精霊シルフを使役してホバリングを可能にしたりなど、精霊の力を行使してギミックを突破。敵が落とす剣、ナイフ、槍、弓といった武器も使用でき、弓で突破する仕掛けもフィール上には用意されているという。

また、敵との戦闘によってソウルストリームが発生。ソウルストリームを吸収すると、精霊のレベルが上昇し、レベル最大時にはHP/MPの自動回復がディードリットに付与されるなど、精霊の強さがディードリットの強さに繋がるシステムが採用されている。

早期アクセス版では、最初の1ステージがプレイできる状態でリリース。2020年内の完成版リリースを目指して開発が進められていく。完成後には、原作の主要キャラクターも多数登場し、全6ステージのゲームになる予定だ。

また、早期アクセス開始にあわせて『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』のファンアートコンテストの実施が発表されている。最優秀作品は、『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』の公式バナーに採用。詳細は3月12日に公開されるそうだ。

『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』を開発しているTeam Ladybugは、高評価2Dアクション『ファラオリバース』の開発者クロボン氏を含めたメンバーが所属する2Dゲームクリエイターチームだ。前作の東方二次創作メトロイドヴァニア『Touhou Luna Nights』では、十六夜咲夜の強力な力「時間を操る程度の能力」をゲームへ見事に落とし込み、Steamでは6000件以上のユーザーレビューにより圧倒的に好評を獲得している。2Dアクションに定評のある開発チームであり、本作のクオリティにも期待が持てることだろう。

また、本作の原作「ロードス島戦記」は、TPRGの世界観をベースに水野良が1988年に小説化し、メディアミックス作品が作られ続けている国内ファンタジー作品の金字塔。ディードリットの設定は、その後のファンタジーにおけるエルフの設定にも影響を与えているそうだ。『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、3月12日17時にSteamにて早期アクセス開始予定となっている。