『ブックバウンド・ブリゲード』Nintendo Switch向けパッケージ版が4月23日リリースへ。伝承・創作のキャラクター8名が隊列を組み、物語の世界を冒険する2Dアクション


台湾のゲームパブリッシャーJUSTDAN INTERNATIONALは2月28日、『ブックバウンド・ブリゲード(Bookbound Brigade)』パッケージ版を、国内Nintendo Switch向けに発売すると発表した。発売日は4月23日。価格は税抜3800円。先行してリリースされているダウンロード版に続いて、パッケージ版がリリースされることになる。

『ブックバウンド・ブリゲード』は、創作・歴史上の著名なキャラクターたち8人がPTを組み、冒険する2Dアクションゲーム。Digital Talesが開発を行い、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steamにて配信中の作品だ。

舞台となるのは、多数の本棚が立ち並ぶ物語の世界。この物語の世界から、本が持つ喜びをまとめた書物「ブックオブブックス」が姿を消してしまった。もしブックオブブックスが破壊されてしまえば、物語の世界は滅亡の危機に陥ってしまう。そこで、有名な8人のキャラクターが隊列を組み、世界を救う旅路が始まる。

プレイヤーが操作するのは、8名のキャラクター。円卓の騎士を率いたブリテンの王、キングアーサー。吸血鬼、ドラキュラ。シャーウッドの森に潜んだという義賊、ロビンフッド。「オズの魔法使い」の主人公、ドロシーゲイル。マッドサイエンティストとしても語られる天才発明家、ニコラテスラ。「西遊記」の孫悟空。19世紀イギリスの女王、クイーンヴィクトリア。予言の力を持ちながら「誰も自身の予言を信じない」呪いをかけられてしまったトロイアの王女、カサンドラ。隊列を組んだ8名のキャラクターをひとまとめに操り、ステージを攻略していく。

団体行動をしている彼らは、例えば縦2列にならんだ状態では天井の低い通路が通れない。そのため、トーテムポール状に積み重なった縦1列の形態や、速度と攻撃力が高まるという横一列の隊列など、4つフォーメーションを状況に合わせて切り替えながら、エリアを踏破していくことになる。

また、クエストを達成したり、行方不明のキャラクターを見つけると、本のページが獲得できる。主人公たちには、16個のスキルと32のボーナスが成長要素としていて、ページの獲得によってキャラクターが成長していく。探索するエリアは、世界同士を繋ぐ図書館風の世界を含め、テーマや時代の異なる5つのロケーションが用意されている。冒険中には、ジャンヌ・ダルクやマーリンなど、主人公たち同様有名なキャラクターたちがNPCとして登場する。

本作を開発したDigital Talesは、2006年に設立されたイタリアのゲームデベロッパー。これまでスマートフォン向けにレーシングやアクションゲームを手掛けてきた会社だ。前述のとおり『ブックバウンド・ブリゲード』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steamにて2200円ほどで配信中。物理媒体にこだわりのある方は、JUSTDAN INTERNATIONALから発売されるパッケージ版を待つと良いだろう。