『Anthem』の1周年アップデートにてコンテンツのローテーション制を導入。天変地異や氷節の期間限定モードも再訪可

Electronic Arts/BioWareは2月26日、『Anthem』の最新アップデート(パッチ1.7.0)の配信を開始した。同アップデートは、氷節シーズンの終わりを告げるとともに、コンテンツのローテーション・スケジュールを導入するものだ。同作の開発陣は現在、ゲーム体験を抜本的に見直す改修作業の最中(関連記事)。改修が完了するまでは、新規コンテンツの配信が限られてくると予想される。そうした中、既存プレイヤー向けの施策として、プレイできるコンテンツや獲得できる報酬の定期ローテーション制が導入される。

ローテーションの対象となるのは、チャレンジやストアのラインナップ、コンテンツ、ゲームモード、コインや通貨の報酬、「乱過流」(戦闘条件を変更するモディファイア)、ミニ祝祭シーズン。具体的なローテーション内容はまだ模索段階であり確定していないとのことだが、これまで期間限定コンテンツとして配信された「天変地異」「スカルの季節」「氷節」用のゲームモードもローテーションに含まれる見込みだ。具体的なローテーション対象コンテンツは以下のとおり:

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チャレンジ:
一度に有効なデイリーチャレンジは6つで、以下のカテゴリーで定期的にローテーションします:

    • 依頼(通常/レジェンダリー)
    • ワールドイベント
    • タイムトライアル
    • ストロングホールド
    • クリーチャーキル
    • ゲームプレイスタイル
  • ウィークリー・メタチャレンジのローテーション:
    • 勢力
    • 依頼(通常/レジェンダリー)
    • ストロングホールド
  • マンスリー・メタチャレンジのローテーション:
    • ブロンズ
    • シルバー
    • ゴールド
  • ミニ祝祭期間中の記念チャレンジも行われます。

ストアラインナップ:
外見ストアで、これまで登場してきたアーマー、ラップ、グラフィック、デカール、素材を定期ローテーション。

コンテンツとゲームモード:
シーズンによる期間限定のゲームモードや特集要素を通常のイベントローテーションに導入:

    • 天変地異: 結合点
    • 天変地異: ネクサス
    • スカルの季節: 結合点
    • スカルの季節: ネクサス
    • 氷節: タイムトライアル
    • 氷節: ウィークリー・ストロングホールド
    • レジェンダリー・クラフト
  • ゲームプレイモードのウィークリー・ローテーション:
    • 「海中実験施設」ウィークリー・ストロングホールド
    • 「暴虐の渦」ウィークリー・ストロングホールド
    • 「タイラントの坑道」ウィークリー・ストロングホールド
    • 「スカーズの神殿」ウィークリー・ストロングホールド
    • ヘイスト・フィールド

なお乱過流のローテーションは、ゲームプレイモードとは別々にスケジュールが組まれる。これにより、年間を通して毎週のコンテンツに変化がもたらされる。1年のカレンダーにもとづくミニイベント(1~4週間)の「祝祭」時には、専用のチャレンジが設けられ、一部大型祝祭では、ウィークリー・ゲームプレイモードの変更や、プレイヤーの拠点フォート・タルシスの飾り付けなどもおこなわれる。最近の例で言うと、昨年12月から今年2月にかけて氷節イベントが実施され、クリスマス風の飾り付けが施されていた(関連記事)。また今回のアップデートでは、ローテーションの導入だけでなく、複数の不具合修正と機能改善が図られている(パッチノート)。

『Anthem』は2月22日に発売1周年を迎えており、日本時間3月24日午後9時までにログインすれば1周年記念ギフトを受け取れる。全ジャベリンタイプ用の限定「エンパワード」プリントだ。さらに新素材「ペイント・メタリックフレーク」も追加されている。これらは、ゲームにログインしたのち、「工房」を開くことでアクセスできる。EA Access/Origin Access加入者も、期間中にログインすればギフトを入手可能だ。

先述したとおり『Anthem』の開発陣はゲームの大幅な再設計を進めている。同作はビジュアルや独自の滑空アクションを含め、ポテンシャルを感じさせる部分はあれど、ゲームデザインやエンドコンテンツに欠陥を抱えた状態で2019年2月のリリースを迎えることに。事前の宣伝段階で伝えられた内容との乖離もあわさり、批判を浴びた。その後もアップデートのたびに新たな不具合に悩まされ、EAのCEOであるAndrew Wilson氏は同年5月の時点で、開発やQAプロセスだけでなく、情報発信や、ユーザーがゲームに寄せる期待の管理、さらにはライブサービス型タイトルのローンチ方法を見直す必要があることを学んだと、反省の意を述べていた(関連記事)。

このように失敗の烙印を押されがちであった『Anthem』。今年2月には、ゲームを再設計している最中だと正式にアナウンスされ、話題に。新生『Anthem』に期待を寄せる声は多い。ただ、今回アップデートが配信されたように、改修完了までゲームに手が加えられないわけではない。これまでにも無数の不具合修正やバランス調整が施されてきている。ログイン特典の入手がてら、発売から1年が経過した同作の現状を覗いて見るのも手だろう。

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