国内のゲーム制作サークルEnigmatic Networkは2月25日、『Blastboard』を2020年2月28日18時にリリースすると発表した。対応プラットフォームはSteam。価格は100円。発表に合わせて、PVが公開されている。
https://twitter.com/HanabyGame/status/1231707452967489536
『Blastboard』は、Enigmatic Networkが手がけるビリヤード風のパズルゲーム。白い手球を弾いて、盤上から他の球を消していく作品だ。ビリヤードを模した盤上には、手前と奥の2箇所に穴が配置されており、手玉を当てて的球を落とすと球が消える。また、球には色が設定されていて、同じ色の的球同士を接触させても球は消滅。2種類の方法を使って、ランダムに生成される盤上から球を消すのが本作の基本的なルールとなる。
的球には、接触した的球と同じ種類の的球をすべて消滅させるサンダーボールや、同色のカラーボールとの接触時に発光して止まった際に消滅するカラーボールなど、特殊な的球も存在し、ゲームプレイに彩りを加えてくれる。
シングルプレイヤーモードでは、より少ない手数でテーブル上の的球を消し、25ステージをクリアする「レギュラー」と、練習用の「フリーラン」がプレイ可能。対戦モードでは、2から4人でのオンラインマルチプレイに対応。オンラインマルチプレイでは、共通の台を使い、プレイヤーが順番に球を弾き、消した球の数に応じて勝敗が決る「ポイントボール」。別の台を使って進行しスコアを競う「ミニマル」、上記の2種類で対戦できる。
自動生成されるステージによるランダム性がありつつ、球の弾き方によって盤面が変化していくため、実力が出すぎないボードゲームのようなマルチプレイが実現されているそうだ。なお、通信負荷が低いため、日本・オーストラリア・アメリカの3国間で対戦した際にも、問題なく遊べたという。
本作を開発したEnigmatic Networkは、国内のゲーム制作サークル。降り続ける雨を止めるため、リスの少女が花火を片手に冒険する2Dアクションゲーム『雨上がりハナビィ』と、その続編『魔法使いハナビィ』をSteamにてリリースしているスタジオだ。
『Blastboard』は、ハナビィシリーズの開発よりも以前、Unityを使い始めた頃に作った未公開のゲームをセルフリメイクしたもの。ハナビィシリーズでもサウンドを担当していたああああ氏が、本作でも楽曲を担当している。また、Enigmatic Networkらしくケモノ要素は本作においても健在で、画面左下に表示されたキャラクターがプレイに反応して動くようだ。Twitter上では、2体のキャラクターが公開されており、うち1体はDLCでの配信が予定されている。繰り返しになるが、『Blastboard』は2月28日18時にSteamにてリリース予定だ。
名前:Cape(ケープ)♀
種族:Draguin「Dravian Bar」のBGM係にして、ピアニスト。
演奏に集中しているのでコーリィほどゲームの内容には反応しない。#Blastboard※DLCキャラになる予定です She will be a DLC. pic.twitter.com/96LK8pPXH7
— ハナビィ【公式】 (@HanabyGame) February 24, 2020