ベネズエラ出身のインディーゲームデベロッパーSukeban Gamesは2月25日、『VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)』人気投票2019の結果を発表した。本人気投票は、2019年12月からGoogleフォームを利用して実施されたサイバーパンクADV『VA-11 Hall-A』の公式人気投票。好きなキャラクター5人を選び、1位なら5点、2位なら4点というように、順に点数が入る形式を採用し、約1か月の投票期間を経て17941件の票が集結。地域や性別によって分けられた詳細なデータも含め、24人のランキングが公開されている。
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日本語翻訳 @playismEN (山中琢) pic.twitter.com/XnKeywFHux— Sukeban Games (@SukebanGames) February 24, 2020
集計結果によると、「VA-11 HALL-A」のバーテンダーにして主人公のジルが、6万4994点を獲得して1位。次いで、明るい性格の少女型アンドロイド、ドロシーが4万4276点で2位。底の知れない「VA-11 HALL-A」のボス、デイナが3万5109点により3位に輝いている。
人気投票は、本作が日本語化される以前の2017年3月にも実施されていたが、トップスリーは前回と同じ結果になっている。これまでの人気投票でも順位にほとんど変動がなく、リージョン別のデータにおいてもジル、ドロシー、デイナの3人が1位から3位を占めるデータが多かったそうなので、上位3人は言語や地域に囚われない不動の人気を誇っているのだろう。
4位以下については、前回6位だったアルマが4位、8位だったギリアンが7位にななっており、10位以内の顔ぶれこそ変化はないものの一部で順位の変動があるようだ。なお日本の結果では、自身の24時間を配信して生計を立てているプロのストリーマー、すとり~みんぐチャンの順位が他の地域より高く、10位以内に食い込んでいる。
2..ドロシー(44276点)
3.デイナ(35109点)
4.アルマ(22448点)
5.セイ(21244点)
6.ステラ(19637点)
7.ギリアン(11962点)
8.キラ☆ミキ(9559点)
9.アナ(9119点)
10.イカ柴(5828点)
SUKEBAN GAMESのオフィシャルサイトでは、一部解読が必要なものも含め、上位10人のイラストとコメントが日本語化されて公開中。また、詳細な結果もGoogleスプレッドシート上で公開されており、地域/性別/順位にわけた集計データが閲覧できる。
というわけで2019ヴァルハラ人気投票でした!
ジルちゃん今年も一位おめでとう!!!!! pic.twitter.com/TyrjnbDVAJ— バンブー / Merenge (@Merenge_doll) February 24, 2020
『VA-11 Hall-A』は、SUKEBAN GAMESが開発し、2016年にSteam/Itch.ioにて海外向けにリリースされたサイバーパンクADV。舞台となるのは、207X年グリッチシティの一角にあるバー「VA-11 HALL-A」。ナノマシンによって行動が監視され、人と見分けのつかないアンドロイドが街を歩き、大企業によって支配された街グリッチシティ。この荒廃した都市では、街の喧騒や支配から逃れ、一時の休息を求めて「VA-11 HALL-A」へ個性的な人物が集う。主人公のジルは、そんな「VA-11 HALL-A」でバーテンダーとして働く人物。ジルは、歩く脳髄、少女型のアンドロイド、人の言葉を話す犬、プロの殺し屋など、特徴的な人物たちにカクテルを提供。接客を通じてコミュニケーションを重ねる中でストーリーが進行し、グリッチシティの住人たちの抱える悩みや事情が明かされていく。そんな『VA-11 Hall-A』は、Steam/PS Vita/PlayStaton 4/Nintendo Switch向けとして配信中。また、『VA-11 Hall-A』の続編で、舞台やキャラクターを一新した『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』が開発中だ。