アーケードライクなドライブゲーム『Tanuki Sunset』Steamにて2020年春リリースへ。たぬき(アライグマ)が夕日に向かってスケートボードを駆る
カナダのインディーゲームスタジオRewind Gamesは2月22日、『Tanuki Sunset』のSteamストアページを公開した。リリース予定は2020年春。海外向けには、Nintendo Switch版のリリースも予定されている。
『Tanuki Sunset』は、Rewind Gamesが開発中の、スケートボードで走るレトロなアーケードスタイルの作品だ。主人公は、Tanukiという名前のアライグマ。プレイヤーは、スケートボードを駆るTanukiを操作し、沈みゆく太陽へ向かってひたすら走っていく。
Tanukiの走る公道には、車、障害物、狭い道、急カーブやジャンプ台など、さまざまな障害物が待ち構えている。また、Tanukiはジャンプ台でトリックをキメたり、上手くドリフトでカーブを曲がるとスコアを獲得できるので、障害物とコースアウトを避けつつ、ハイスコアを目指してひたすらコースを走ることが本作の目標となる。
プレイの合間には、スケートボードやTanukiの服装がカスタマイズ可能。スクリーンショットを確認すると、スケートボードはホイール/デック/トラックの3パーツで構成されており、プレイスタイルに合わせてパーツが選べるようだ。また『Tanuki Sunset』には、紫色に染まった山岳地帯、ヨットの浮かぶ夕暮れの海辺、夜の街など複数のロケーションが登場。これらの環境は、気の利いたBGMと共にレトロなアートスタイルで描かれていて、古いアーケード作品を彷彿とさせる。アライグマの名前がTanukiなことも含めて、こうしたレトロな世界観も、本作の特徴と言えるだろう。
本作を開発しているRewind Gamesは、カナダ・バンクーバーの小さなインディーゲームデベロッパー。モバイルゲーム業界で10年のキャリアがある開発者の2人組。どうやら『Tanuki Sunset』がデビュー作となるようだ。またItch.ioでは、Name your own price形式で『Tanuki Sunset』プロトタイプ版が公開されている。プロトタイプ版では、本作の基本的なゲームプレイが確認できるほか、ハイスコアランキングが搭載。ブラウザ上で動作するWebGL版も同ページ上に公開されているので、気になる方はこちらもチェックしてみると良いだろう。なお、有料版ではグラフィックが強化されているほか、PVからは新たなBGMも確認でき、全体的なクオリティアップが行われているようだ。