Steamにてサウンドトラックセールが開催。サントラの単体販売・購入機能の利用促進へ
Steamにてサウンドトラックセールが開催中だ。開催期間は日本時間2月15日午前3時(太平洋標準時間2月14日午前10時)までを予定。これまでSteamで販売されているサウンドトラックは、ゲーム本編の「DLC」という扱いであったため、ゲーム本編を所有していないと購入できなかった。しかしSteamの運営元Valveは今年1月、サウンドトラックを「DLC」ではなく「サウンドトラック」という別区分で単体販売・購入できる機能を追加。開発者が「サウンドトラック」というアプリタイプでサウンドトラックを販売さえすれば、ユーザー側はゲーム本編を購入/ダウンロードしていなくても、サウンドトラックを購入できるようになった(関連記事)。
新アプリタイプ「サウンドトラック」には、Steamライブラリから直接閲覧・管理できる(つまりゲーム本編のサブディレクトリから探さなくてよい)、Steamライブラリにてゲームライブラリと別管理ができる(ライブラリビュー左端にあるドロップダウンのフィルターでも絞り込み可)、MP3だけでなくFLAC/WAVなど複数のファイル形式をサポートしている、簡易的なミュージックプレイヤーを使用できるといった利点がある。ただし、先述したように開発者側がアプリタイプを「DLC」から「サウンドトラック」に変換しないと、ユーザー側はこうした恩恵を得られない。実際、まだ単体購入可能な「サウンドトラック」として販売されているケースは限られている。
そこでValveによるアプリタイプ変換促進施策として、今回のサウンドトラックセールが開催された。ユーザー側のニーズの高まり、そして開発者側が新アプリタイプに変換するメリット。これらが実感できないと新機能は浸透しづらいと思われる。はたして今回のセールは、サウンドトラックの単体販売を広めるきっかけになるだろうか。今回セール対象のサウンドトラックは合計1000以上。以下はゲーム本編を持っていなくても単体購入可能なセール対象品の一例である:
『Crypt of the NecroDancer: AMPLIFIED OST – OC ReMix』199円(50%オフ、通用価格398円)
『Dead Cells: Soundtrack』249円(50%オフ、通常価格498円)
『Desert Child – Soundtrack』492円(40%オフ、通常価格820円)
『Double Kick Heroes – Original Sound Track Vol I & II』808円(20%オフ、通常価格1010円)
『DOOM Soundtrack』550円(50%オフ、通常価格1100円)
『FAR: Lone Sails – Soundtrack』260円(50%オフ、通常価格520円)
『Firewatch Original Soundtrack』299円(50%オフ、通常価格598円)
『Furi Original Soundtrack』608円(60%オフ、通常価格1520円)
『Hades Original Soundtrack』858円(15%オフ、通常価格1010円)
『A Hat in Time – Soundtrack』490円(50%オフ、通常価格980円)
『Jalopy – Soundtrack』246円(40%オフ、通常価格410円)
『OneShot OST』365円(40%オフ、通常価格609円)
『Ori and the Blind Forest (Original Soundtrack)』245円(75%オフ、通常価格980円)
『To the Moon Soundtrack』124円(75%オフ、通常価格498円)
『デビル メイ クライ 5 オリジナル・サウンドトラック』2118円(20%オフ、通常価格2648円)
『モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック』2933円(10%オフ、通常価格3259円)