『Everything』日本語版PS4/Switch/Steam向けに2月13日に配信へ。微生物から宇宙まで、何にでもなれるゲーム

弊社アクティブゲーミングメディアのインディーパブリッシャーPLAYISMは2月6日、何にでもなれるゲーム『Everything』日本語版を、2020年2月13日に配信すると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのインディーパブリッシャーPLAYISMは2月6日、何にでもなれるゲーム『Everything』日本語版を、2020年2月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PlayStation 4/Steam。価格は税込1480円。Steamでは、Double Fine Presentsから英語版が配信されていたが、2月13日にアップデートが行われ日本語が追加される予定だ。日本語版のリリーストレイラーもあわせて公開されている。

『Everything』は、山になれるゲーム『Mountain』を世に解き放った奇才クリエイターDavid OReilly氏が開発した、何にでもなれるシミュレーター。作中には世界が一つ用意されており、鹿やヤギ、カエルや魚といった動物から、小さな虫、目に見えない微生物、草花や岩、空を漂う雲、果ては星や宇宙まで、文字通り何にでもなれる。たとえば、動物から虫になるとより小さな存在が認知でき、新しいものになれる仕組みだ。

何かになる以外に、ちょっとシュールな方法で移動したり、歌を歌ったり、ダンスも可能。特に目的などは設定されていないものの、視界が変わると見える世界も様変わりし、次々に新しい世界が広がっていく。虫や微生物となってミクロな視点から見る宇宙や、星や宇宙そのものとなって大きな視座から感じられる体験は、本作特有のもの。新しい何かになるたび、そこには新しい世界が待っていることだろう。なお、本作が海外向けに発売された2017年には、トレイラーがゲームとしては初めてアカデミー賞短編アニメーション映画部門のノミネート候補作に選ばれている。

Everything』を開発したDavid OReilly氏は、アイルランド出身の映像クリエイター。同氏の公式サイト上には、ピアノを習う少年を中心にダークでシュールな世界を描いた「The External World」をはじめ、過去の作品群が公開されている。また、『Everything』の前作にして、本作にも共通する部分が感じられる『Mountain』は、Steamにて100円で配信中だ。同氏の描く世界に興味をもった方は、これらの作品に触れてみるのも良いだろう。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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