【UPDATE(発売延期)】SF RPG『アウター・ワールド』Nintendo Switchダウンロード版が3月6日に国内発売へ。パッケージ版は後日

SF RPG『アウター・ワールド』Nintendo Switchダウンロード版が3月6日に国内発売へ。『アウター・ワールド』Nintendo Switchパッケージ版は後日販売予定。

【UPDATE 2020/02/07 12:00】
パブリッシャーのPrivate Divisionは2月7日、Nintendo Switch版『アウター・ワールド』の発売を延期すると発表した。もともと3月6日の発売が予定され、日本でも同日発売であることが確認されていたが、移植を担当しているVirtuosが、新型コロナウイルスの影響で十分な開発時間が取れない状況にあるという。開発チームスタッフの健康面については問題ないとのこと。

Virtuosは中国の上海・成都・西安を含む世界中にオフィスを構えている。本作についてはどのオフィスが担当しているのかは不明だが、現在はそのオフィスは閉鎖された状態にあるとのことなので、中国国内の可能性が高そうだ。なお、本作のパッケージ版について、海外ではダウンロードコードを封入する形になるとされていたが、今回の発表の中ではゲームカードを同梱するよう変更したことも明らかにされている。

Nintendo Switch版『アウター・ワールド』の新たな発売日は未定。親会社Take-Two Interactiveは決算発表の中で2021年度の発売に変更したとしているため、今年の4月以降ということになるだろう。Private Divisionは、開発スケジュールを組み直し、発売日に関する情報を近く提供するとしている。

【原文 2020/02/05 14:13】
パブリッシャーのPrivate Divisionは1月31日、『アウター・ワールド(The Outer Worlds)』のNintendo Switch版を3月6日に発売すると発表した。弊誌が同社に確認したところ、ダウンロード版については、日本でも同じく3月6日の発売を予定していることが明らかになった。小売店を通じたパッケージ版の販売に関しては、もう少し後になるとのことである。

『アウター・ワールド』は、『Fallout New Vegas』などの開発元として知られるObsidian Entertainmentが手がける、一人称視点のシングルプレイRPGだ。銀河の最果てにあるコロニー「ハルシオン」へと向かう巨大宇宙船の中で70年間のコールドスリープから目覚めた主人公は、自らの宇宙船を得て、巨大企業が支配する複数の惑星・衛星を舞台に冒険をおこなう。

本作では、武器や装備のカスタマイズに加え、スキルポイントを割り振ることで主人公のキャラクターにも個性を与えることができる。クエストには多くのダイアログが用意されており、会話中の選択肢も豊富。会話系のスキルを上げておくと戦闘を避けられるようになるなど、幅広い攻略が可能となっている。また、特定の敵や状態が弱点となる代わりに、特殊技能を習得できる「欠点」システムも特徴のひとつだ。

バトルでは、『Fallout』シリーズの「V.A.T.S.」の影響を感じさせる、「タクティカル・タイム・ディレーション」と呼ばれるシステムが用意されており、一時的にスローモーションにすることが可能。部位攻撃によって特殊効果を発動できる。また、NPCを仲間にできる要素もあり、最大2人までコンパニオンキャラクターとして同行させることができる。彼らは、戦闘にて加勢してくれるだけでなく、会話中に割り込んできて自らの意見を述べたりと個性を感じられる存在だ。

*英国任天堂公式サイトに掲載された、Nintendo Switch版のものと思われるスクリーンショット。

『アウター・ワールド』は、昨年10月にPC/PS4/Xbox One向けに先行して発売され高い評価を獲得。Nintendo Switch版は、『FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster』などを移植した実績を持つVirtuosと協力して開発しているとのこと。なお、TV/携帯モードそれぞれでの解像度やフレームレートなど、詳細なスペックについては発売日前には公表するとしている。

Nintendo Switch版『アウター・ワールド』は、3月6日に国内発売予定。なお、弊誌ではPC版をもとにした紹介記事を掲載しているため、詳しいゲーム内容を知りたい方はぜひチェックしてほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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