高速メカアクション『デモンエクスマキナ』Steam版発表、2月14日発売へ。より美しく滑らかになったロボバトル


マーベラスおよびXSEED Gamesは2月4日、『デモンエクスマキナ』のSteam版を発表した。2020年2月14日の発売が予定されており、価格は8580円。発売日までに予約購入することで、20%オフの6864円でゲームが手に入る。ゲームは日本語音声・字幕に対応している。早期購入特典として、限定アーセナルやスーツが後日配布される予定だ。

『デモンエクスマキナ』は、ハイスピードロボアクションゲーム。舞台となるのは、月の落下により崩壊した世界を復興するために活用されたAIロボットたちが自己進化を遂げ反乱を起こし始めた、人類の存亡が迫る世界。人型の外部装甲「アーセナル」に搭乗し戦場を駆ける傭兵たちの物語を描く作品だ。倒した敵から武器や装備を奪い、その場で戦場に合わせたカスタマイズをおこないながら戦ったり、地形やオブジェクトを利用して巨大な怪物と戦ったりなど、戦略性の高いロボアクションが楽しめる。プロデューサーを務めるのは、マーベラスの佃健一郎。メカデザインは、河森正治氏が担当。開発を手がけるのはマーベラス1st Studioで、ゲームエンジンにはUnreal Engine 4が採用されている。

同作はNintendo Switch向けに独占で発売され、海外向けには任天堂より販売されていたが、このたびSteamでのリリースがなされることになる。展開としては、成功を収めた『オクトパストラベラー』と近いかもしれない。Steam版については、ゲーム内容には大きな違いはないながら、いくつかの恩恵が存在する。特に大きいのは、ビジュアルがパワーアップしていることだろう。グラフィックがSteam向けに全体的にアップグレードされているといい、カスタマイズオプションも用意されているそうだ。トレイラーでは滑らかに(おそらく60fps)機体が動くことも確認できる。Nintendo Switch版は基本は30fps(可変式)だっただけに、ハイスピードな戦闘がより滑らかに楽しめるのは大きな特典になりそうだ。

また『デモンエクスマキナ』は、発売後もアップデートが続けられており、対戦モードの実装や協力プレイコンテンツの拡充が進められてきたが、コラボによるライセンスDLCのいくつかを除き、アップデート後の内容はSteam版にも反映されているとのこと。同作は「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」や「コードギアス 反逆のルルーシュ」といったアニメ作品とコラボしてきており、それらのDLCは除かれるということなのかもしれない。そのほか、キーボードとマウスでの操作にも対応。Steam実績なども搭載しており、PCで遊ぶための要素が一通り揃えられている。

『デモンエクスマキナ』Steamは、2月14日発売予定。本作のゲームへの評価が気になる方は、弊誌レビューを参考にしてみてもいいかもしれない。