「標識」 を渡っていく『The Pedestrian』Steamで配信開始。日常と空想が交差する看板パズルアドベンチャー

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アメリカのインディーデベロッパーSkookum Artsは1月30日、2Dパズルアクションアドベンチャー『The Pedestrian』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は2050円。現在は発売記念プロモーションとして、10%オフの1845円にて販売中だ。

本稿を読んでいる皆さんにもおそらく経験があるだろう。電車や車。乗り物に乗って移動中の暇な時間。ふと窓の外に目をやると、視界を通り過ぎる柵や建物、地平線が渾然一体となって、―例えばマリオのような―2Dプラットフォームに見えてくる。そこに”名も知らぬ小人”を走らせる。そうでなくとも、絡まるコードや入り組んだ配管といった日常の風景にゲームステージを見出し、コントローラーも無く空想にふける。『The Pedestrian』はそんな何気ないあそびを具現化したパズルアクションアドベンチャーである。

街中に展示されたディスプレイ。道路の交通標識。工事現場の注意書き。プレイヤーは巷にあふれるサインの中に潜んだ”名も知らぬ小人”を操作し、何枚ものサインを旅しながら、ステージ毎に設定されたゴールを目指す。小人が住むサインには上下の足場を移動するための梯子やレーザーによる即死トラップなど、同カテゴリではお馴染みのギミックが仕掛けられているほか、サイン間を移動するための出入り口が設けられている。また独自のシステムとしてサインの配置転換と電子機器の配線をイメージした仕掛けが実装されており、ノルマを達成しつつゴールまで達成できるよう、経路を組み立てる必要がある。

本作の興味深い点は、そのビジュアルデザインもさることながら、プレイヤーが解いた仕掛けの結果が、背景である日常の中に反映されるという点だ。ギミックを解除すると現実にある電灯に明かりがつき、錠が解かれ扉が開く。プレイヤーは更にステージの奥深くへ歩を進める。日常と空想が交差する秀逸な演出技法である。

本作は2017年から開発が進められており、Kickstarterにてクラウドファウンディングに成功したものの、競合作品のリリーズを考慮して発売時期が10月20日から未定となっていた経緯を持っている。このたびはれて配信されることになった。気になる方は現在itch.ioのストアページからデモ版がダウンロード可能なため、一度試してみることをオススメしたい。

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