傑作コマンド入力アドベンチャー『Stories Untold』の国内Nintendo Switch版発売が決定。日本語対応は現在Switchのみ
架け橋ゲームズは1月20日、ミステリーアドベンチャーゲーム『Stories Untold』のNintendo Switch版の発売を同月23日に予定していることを発表した。日本語に対応した形での販売になるという。また本作は既にPC版(Steam/Epic games)が発売されているが、こちらの日本語化に関しては未定となっている。
📌リリース予定📌
1月23日にミステリーアドベンチャーゲームの傑作『Stories Untold』がNintendo Switchにてリリースされます!
画面に表示されるのは「4つの物語と1つの悪夢」と記された1本のビデオテープ。ひとつの物語を体験して謎を解き明かせば、新たな物語が開かれていきます📼 pic.twitter.com/7Cjf1yNGTl— Kakehashi Games – 架け橋ゲームズ (@kakehashigames) January 20, 2020
『Stories Untold』はDevolver Digitalより発売されているミステリーアドベンチャーゲーム。開発を手掛けるのはスコットランドのインディースタジオ No Code。「4つの物語と1つの悪夢」というキャッチフレーズが指し示す通り、その実態は、4つの連続するエピソードで構成されたサイコホラー・アンソロジーでもある。
*海外Nintendo Switch版トレイラー
本作はもともと2016年にリリースされ、高い評価を受けていたフリーゲーム『The House Abandon』をよりブラッシュアップさせた作品として発売されたという経緯を持っている。ゲームとしてはいくらかのポイント&クリック要素に加えて、基本的に状況説明に対して言語を直接入力し返答するという、典型的な「コマンド入力型、テキストアドベンチャーゲーム」の形式を採っているが、その構造は他と比べて異質。ゲーム内でゲームが進行、展開されていくというナラティブの手法は、恐怖心を煽る秀逸なBGMや、80年代を意識したであろう、レトロ・ダークなビジュアルデザインと相まって、『The House Abandon』以上に世界から評価を受けることとなった。
本作は言語入力をプレイの主体とするゲームということで、ローカライズには期待がかかる。価格に関しては発表されていないが、PC版に準拠するのであれば980円前後となるだろう。なお海外Nintendo Switch版の販売価格は9.99ドルとなっている。メイン言語が「英語」ということで作品から距離を置いてしまっていたプレイヤーはもちろん、より明瞭な形でストーリーを再び味わいたいというプレイヤーはぜひチェックしてみてはいかがだろうか。