『原神』Nintendo Switch向けにも発売決定。「ゼルダの伝説 Botw」ライクなオープンワールドアクションRPG


miHoYoは1月14日、『原神(Genshin Impact)』をNintendo Switch向けにもリリースすると発表した。『原神』は、miHoYoが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に影響を受けて開発中のオープンワールドアクションRPG。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/PC/iOS/Android。国内向けの公式サイト及びトレイラーも公開されており、リリース予定はComing Soonと表記されている。

『原神』は、7つの元素がある幻想世界テイワットを舞台に繰り広げられるオープンワールド型RPG。かつて人類は神々を信奉し元素を操る力を手に入れたが、500年前に起こった一国の滅亡をきっかけに天変地異が発生し、現在も世界には危険が蔓延っている。主人公は、生き別れた兄妹との再開のため冒険する旅人。活発でまっすぐな偵察騎士の少女アンバー、西風騎士団の司書で眠るのが好きな魔女リサ、大富豪にして熱い心を持った戦士ディルックなど、仲間と共に7つの元素を司る神々を探しながら、世界を巡っていく。

国内では、2019年6月に発表された際に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と似ていることから話題となり、8月に中国で開催された「ChinaJoy 2019」ではPlayStation 4への対応が発表されるなど、なかなかにいわつくつきの本作。

可愛らしいアニメ調の表現や、それぞれ異なる武器や能力を持つキャラクターを切り替えて進めるゲームプレイなど、独自の要素も散見される一方、燃える草や気流、マントによる滑空、崖を登れる要素など、開発者自身も認めているとおり『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の影響を受けている。なお、『原神』のゲームプレイについては、海外向けにPC版のクローズドβテストが行われており、その際のゲームプレイが動画投稿サイト上にアップロードされている。気になる方はそちらもチェックしてみると良いだろう。

本作を開発しているmiHoYoは、スマートフォン向けアクションゲーム『崩壊3rd』を手掛けている中国のゲーム開発会社である。また、本作の世界観については、先行してLINEマンガにて「原神セレベンツ」として本作のコミカライズ作品が掲載されており、現在13話までが公開されている。