ソニーは2020年1月7日、アメリカのラスベガスで開催されているCES2020にて、PlayStation 5(PS5)のロゴを発表した。ソニー・インタラクティブエンタテインメントの社長兼CEOのジム・ライアン氏がソニーのカンファレンスに登壇。その中で、次世代プレイステーションとなるPlayStation 5のロゴを発表している。PS2では角張った文字のロゴが採用されていたが、PS3と4には丸みを帯びたフォントのロゴが使用されている。PS5でも同様のフォント・ロゴが採用されており、路線が継続される形だ。
People talking about how bad the PS5 logo is…but it…looks like how it always has…lol. pic.twitter.com/Z3JX0ShvNb
— ????ˣᵛ♠? (@Wildbergerrrr) January 7, 2020
PS5は2020年ホリデーシーズンの発売が予定されており、それに先駆けてCES2020という場で、年始めのティザーをおこなったことになる。多くの人々に親しまれるPS4の正当進化を示唆するロゴ発表は、ある種のメッセージでもある。しかしながら、あまりにも順当なデザインとなったロゴは、ユーザーにとってジョークの対象となっているようだ。
PS5 logo is revolutionary pic.twitter.com/ED01QDBOH0
— Austin Evans (@austinnotduncan) January 7, 2020
ゲーム系YouTuberのAustin Evans氏は「PS5のロゴは革命的だ」とすっとぼけ。そのほか「こんなロゴ想像できなかった」という類のジョークがSNSに投稿され続けている。PS4のロゴとあまりに似ているという切り口でもボケ倒されており、楽しげな画像やアニメによる大喜利が展開されている。
PS4 & PS5 logo see each other. pic.twitter.com/7XnZzYNuWC
— Austin (@AustinPlanet) January 7, 2020
— LittlebitofMadness (@LBOMadness) January 7, 2020
Sony's lead graphic designer coming up with the #PS5 logo#SonyCES pic.twitter.com/7xOJXBWHCF
— chris (@bagel_chris) January 7, 2020
またこの手の時事ネタには敏感なDevolver Digitalは、いちはやくロゴにも反応。「PS5のロゴを上下逆さにするとSSD、純粋に推測すると、つまりSSDが搭載される!」とボケている。ユーザーは「Devolver、天才だな」「それ以上リークするとソニー出禁になるぞ」とかぶせており、なんだか楽しそうだ。なお、ソニーはPS5において超高速アクセスが可能なカスタムSSDを搭載すると、以前より発表していることを付け加えておく。
If you turn the PS5 logo upside down it spells SSD which means – and this is pure speculation – it will contain an SSD. pic.twitter.com/WfXL2lTbkp
— Devolver Digital (@devolverdigital) January 7, 2020
ジム・ライアン氏は同講演では、改めてこれまで発表されているPS5のスペック情報を振り返っている。3Dオーディオに、ハプティック/アダプティブなトリガー。前出の超高速SSDに、ハードウェアレベルでサポートするレイトレーシング。そしてUltra HD Blu-ray。新情報は飛び出さなかったが、改めてビジュアル・サウンド・ゲームプレイの面で大きな進化を果たすことを強調した。なお、これから数か月にかけて、PS5における詳細やコンテンツを公開していくことも明かされた。
PS4の販売台数は1億600万台を突破。大成功したコンソールの次世代機として、極めて高い期待をもって注目されるPS5。ユーザーたちのエネルギッシュなジョークは、そうした期待の表れだといえるかもしれない。