『モンスターファーム』Nintendo Switch版が本日配信開始。最強を目指したモンスターたちとの日々が、20年以上の時を経て蘇る


コーエーテクモゲームスは12月19日、『モンスターファーム』をNintendo Switch向けに発売した。価格は税込1960円。『モンスターファーム』は、1997年にPlayStation向けとして発売された育成シミュレーション。今回発売された作品は、その移植版となる。なおNintendo Switch版に先駆け、iOS/Android版が11月28日に配信されている。

『モンスターファーム』は、ブリーダーとしてモンスターと向き合い、最強のモンスターを育てるシミュレーションゲーム。舞台となるのは、モンスター同士が強さを競う大会が定期的に開かれている世界。円盤石を再生したり、合体によって生まれたモンスターを育成。モンスターには、バトルに関わるライフ/ちから/かしこさ/命中/回避などのステータスがあり、トレーニングを繰り返すことによってこれらの数値を上昇させていく。モンスターを大会に出したりトレーニングさせると疲労が溜まるほか、寿命やストレスの概念もある。200種類以上存在する多様なモンスターと対峙し、より強いモンスターの育成を目指す作品だ。

移植版では、バランス調整やバグの修正も含めいくつかの変更も行われている。円盤石の再生において、オリジナルではCDを円盤石に見立て、CDを読み込んでモンスターを再生していたシステムを、ネットワークを使ってデータベースからCD名を検索しモンスターが再生されるシステムに変更。対戦では、Joy-Conのおすそわけによるオフライン対戦に対応するほか、全国のブリーダーたちが育てたモンスターをダウンロードして戦える仕組みが搭載。Nintendo Switch版では、iOS/Android版で登録されたモンスターとも対戦できるという。なお、対戦モードによる対戦は、オンラインリアルタイム対戦ではなく、AI同士のバトルとなるようだ。

また、Nintendo Switch版の発売を記念して、Twitter上で「うちのこ自慢プレゼントキャンペーン」が開催されている。『モンスターファーム』の公式アカウントをフォローした上で、ハッシュタグ2種類とモンスターの写真/感想をツイートすると、10名に『モンスターファーム2』20周年記念グッズがプレゼントされるそうだ。期間は12月26日まで、Nintendo Switch版だけでなく、iOS/Android版も対象となっている。興味のある方は、『モンスターファーム』の公式Twitterアカウントをチェックしてみると良いだろう。