『ストリートファイターV』シーズン4最後の追加キャラクター「セス」発表。女体化した新たな姿を披露

カプコンは12月16日、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』のシーズン4最後の追加キャラクターとして「セス」を発表した。

カプコンは12月16日、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』のシーズン4最後の追加キャラクターとして「セス」を発表した。シーズン4までの40体のキャラクターやコスチューム、ステージなどをまとめて収録する『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の発売に合わせ、2020年2月14日に配信する。単体価格は600円(税込)で、100,000FMでも入手可能。また、販売中の「アップグレードキット」を購入することでも入手できる。
【UPDATE 2019/12/16 13:50】
公式リリースで公開された情報を追記

セスは、『ストリートファイターIV』のボスとして登場したキャラクターだ。本作にはサガット・ベガ・ギルも参戦しており、これで『ストリートファイター』シリーズのボスが勢揃いした形である。一方で、本作でのセスは女性の姿をしていることが目を引く。髪もある。もともとは、上のトレイラーの中盤で見られるような男性の見た目をしたキャラクターだったはず。

この点について米国カプコンは、セスは人間というよりも機械に近い存在で、もともと性別は存在していないと説明。セスは、ベガの肉体の替わりになるものとして作られた存在だった。また『ストリートファイターIV』でのストーリー展開においてセスは無傷ではいられなかったとし、本作で見られるその姿は、生物学的な脳の残りを“Doll Unit Zero”に移植したものだという。そしてS.I.N秘密施設の跡地で発見されたセスは、ベガを倒し彼のデータを得るため本作に参戦した。

セスは、ほかのさまざまなキャラクターの技を組み合わせて闘うキャラクターで、その様子は上のトレイラーでも確認できる。また、VスキルIでは相手を吸い寄せる「丹田エンジン」から、相手の技データを吸収する「丹田インストール」に繋げられる。そして、自身の攻撃として1度だけ「インストールアーツ」として発動可能だ。インストールアーツは、すべてのキャラクターに個別に用意されている。VスキルIIは、前方へのダッシュをおこなう「丹田ブースター」。ダッシュ中には必殺技を出すことができ、慣性などにより性能が変化する。ダッシュはキャンセルすることもできる。

VトリガーIは「丹田イグニッション」。各必殺技から追加入力をおこなうことで、テレポートしながら技を派生させていく。インストールアーツからでも発動可能だ。VトリガーIIは、巨大なエネルギー弾を発生させる「丹田マニューバ」で、エネルギー弾の軌道は最大4回まで操作でき、移動時に攻撃能力が復活。そして「丹田エクスプロード」にて爆発させることができる。

トレイラーの最後で見られる大技はクリティカルアーツの「丹田エクストリーム」だ。丹田エンジンで練られたエネルギーの渦に相手を吸い込み、凝縮して一気に弾き飛ばす。VトリガーI発動中には陰と陽のセスに分かれ、さらに強烈なダメージを与えることができる。

セスのコスチュームには、『ストリートファイターIV』の時のような男性の姿にするノスタルジックコスチュームのほか、(女性用の)水着コスチューム、ストーリーコスチューム、戦闘服1コスチュームが収録される。

なお、本作では本日12月16日13時から17時にかけてサーバーメンテナンスが実施される。作業内容としては、先月発表されていた追加キャタクター「ギル」の配信やバトルバランスの調整、全キャラクターに追加するVスキルIIの実装、その他DLCの配信がおこなわれる。メンテナンス中はオンライン機能は利用できない。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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