Cygamesは12月14日、開催中の大型リアルイベント「グラブルフェス 2019」内にて、『グランブルーファンタジーヴァーサス(GBVS)』の新たな情報を発表した。発売後に追加されるDLCキャラクターとして、「ナルメア」「ジータ」を含む4キャラクターが参戦し、RPGモードに「黒衣の男」「ベリアル」が登場するという。また、発表にあわせて2本の新しいPVも公開されている。
最初に発表されたのは、クローズドβテストからの変更点だ。アビリティアイコンのクールタイム視認性向上、解放奥義のコマンド変更によってコマンドが簡単に、ダメージ量の調整によって全体的に1割程度の火力低下、受け身の使用方法の変更、ゲームスピードの調整によって歩きの速度上昇など全体的なゲームの軽快さが向上、削りKOの緩和、全体的なクオリティアップが行われているという。弱攻撃連打によって繋がりやすくなっているコンボもあるそうだ。続いて、カラーバリエーションの内容が一部公開。「フェリ」のリミテッド・エディション風のカラーや、「メーテラ」のコルワ風カラー、「シャルロッテ」の光SSR風などがカラーバリエーションとして実装。8種類までがゲーム内で入手でき、追加分がDLCとして購入できるそうだ。
今回新たに『グランブルーファンタジーヴァーサス』の参戦キャラクターとして発表されたのは、「ナルメア」「ジータ」「ソリッズ」「黒衣の男」「ベリアル」の5人だ。ナルメアは、紫色の髪と日本刀が目を惹く、ちょっと不安定なところのあるドラフ族の女性。本作には、「源氏」「神楽」二つの構えを切り替えて戦うテクニカルなスタイルのキャラクターとして登場し、構えによって使えるアビリティが異なる。
ソリッズは、修行と女が好きな筋骨隆々の老人。解放奥義によって通常アビリティが強化される豪快なインファイターとして本作には登場する。拳で戦うキャラクターがいなかったことから、参戦が決定したという。ジータは、『グランブルーファンタジー』における女性主人公。すでに初期参戦キャラクターとして発表済みのグランの対になるキャラクターとして、主人公タイプのシンプルなバイトルスタイルで戦う。一部ひねっている要素もあり、髪が青くなったりもするのだとか。
黒衣の男はボスとして、ベリアルはストーリー上に登場するキャラクターとして、まずRPGモードに登場。黒衣の男は、発売時にはボスキャラクターとして登場するだけだが、3月上旬のアップデートにてプレイアブル化し、RPGモードをクリアしているとプレイアブルキャラクターとして使用可能になる。RPGモードをプレイせずとも、キャラクターパスセットなどDLCの購入によって解禁できるそうだ。
また、3月上旬登場予定のナルメアと黒衣の男、4月上旬登場予定のジータとソリッズの4体は、限定版などに同梱されている「キャラクターパス1」の対象キャラクターとなる。「キャラクターパス1」には5体のキュアラクターが含まれると発表されているが、残り1体のキャラクターについては、2020年3月に実施予定の『グランブルーファンタジー』6周年の記念放送内にて発表されるそうだ。また、ベリアルは「キャラクターパス2」の追加キャラクターとしてプレイアブル化が予定されている。
『グランブルーファンタジーヴァーサス』は、アークシステムワークスが手掛けるPlayStation 4向けソフト。『グランブルーファンタジー』のキャラクターたちが登場し、2D対戦格闘とアクションRPG風の「RPGモード」、二つのモードを備えた作品だ。発売日は2020年2月6日。通常版の価格は税別6980円。限定版の価格は税別1万1860円。新たな『グランブルーファンタジー』との連動特典として、RPGモードクリアの報酬として宝晶石5000個、RPGモード(ハード)のクリア報酬としてジョブスキン「きぐるビィ」、DLCキャラクター購入特典として各キャラクターの限定スキンが発表されている。また、限定版や特典として用意されているPS4用のテーマは、それぞれ単体販売も予定されているそうだ。