PS4『Dreams Universe』アーリーアクセス版が販売終了へ。いろんなあそびを作成できる、クリエティブゲーム
SIEワールドワイド・スタジオのひとつMedia Moleculeは12月6日、PlayStation 4向け『Dreams Universe』のアーリーアクセス版の販売を、日本時間12月8日午前8時59分をもって終了すると発表した。販売終了後も購入者は引き続きプレイ可能で、正式リリースを迎えた際には無料アップグレードを受けられる。正式リリース時期は未定である。
Save the date! The first annual #ImpyAwards will be taking place on January 26th, 2020! An evening of celebrating the creators and creations in the Dreamiverse!
Nominations will open on Monday 9th December, where you can submit your favourites! 🏆 💕 #MadeInDreams pic.twitter.com/aqGGmXMAUO
— Media Molecule (@mediamolecule) December 5, 2019
今回、本作のアーリーアクセス版にてプレイヤーが制作したコンテンツなどを表彰する第1回「IMPY Awards」を、米国時間2020年1月26日に開催することも発表された。以下の各部門についてもっとも相応しいと思うノミネート作品やクリエイターを一般から募集し、受賞作品・受賞者を発表するイベントだ。
・Creator of the Year
・Dream of the Year
・Best Visuals
・Best Narrative
・Best Sculpture
・Best Song
・Best Animation
・Best Gameplay
・Best Curator
・Best Character
・Best Sound Design
・Best Voice Acting
・Funniest Creation
・The ‘’Awww-ard’ (Oh wow, it’s SO cute)
・Most Improved Dreamer
・Hidden Gem Creator*
・Hidden Gem Dream*
・The Wish-I-Had-Thought-Of-That Award*
・Community Star*
・Most Helpful Dreamer*
・Favorite Streamer*
ノミネート作品・クリエイターの募集は、米国時間12月9日から開始予定。なお、上の*印の付いた部門については、一般からの投票により受賞者が決定する。IMPY Awardsの模様は、Media Moleculeの公式Twitchチャンネルにて放送予定だ。
『Dreams Universe』は、『リトルビッグプラネット』シリーズなどを手がけたMedia Moleculeが贈るゲームクリエイティブプラットフォームだ。さまざま用意されたツールを使ってゲームを制作し、コミュニティと共有できる。ゼロから作ることも、ほかのプレイヤーやMedia Moleculeが作ったコンテンツをリミックスすることも可能。また自ら制作しなくとも、ユニークな作品の数々をプレイするだけでも楽しめる。
本作は、制作の自由度の高さが大きな特徴で、オリジナルゲームはもちろん、既存作品を再現するプレイヤーも現れることに。これまでには、たとえば『メタルギアソリッド』や『ファイナルファンタジーVII リメイク』風のゲームなどが投稿され話題となった(関連記事1・2)。
someone REMADE FF7 remake in dreams #MadeInDreamshttps://t.co/1bmLwlmy1k pic.twitter.com/rLbodQI1Ll
— Figburn (@figburn) July 18, 2019
開発元Media Moleculeは、これまでにプレイヤーからのフィードバックを集め、バグを修正し、またあらゆるスキルレベルのプレイヤーが楽しめるようチュートリアルを含むコンテンツを追加してきた。今回発表されたアーリーアクセス版の販売終了は海外向けに案内されたものだが、正式リリースに向けた開発スケジュールの中での判断と思われるため、日本でも同じく終了となる可能性が高そうだ。正式リリース前に本作を体験したいという方は早めに入手しておこう。