『デス・ストランディング』UIの文字の拡大表示を含むアップデートが12月中旬に配信へ。オドラデクの向きも見易くなる

Kojima Productionsは11月28日、『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』のアップデートを12月中旬に実施するとTwitter上で発表した。ゲーム中の気になる部分が修正されるようだ。

Kojima Productionsは11月28日、『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』のアップデートを12月中旬に実施するとTwitter上で発表した。同ツイートによれば、ユーザーから要望のあったUIの文字を拡大表示したり、一部車両の廃棄を可能にするなどの対応がアップデートで追加される。

「デス・ストランディング」と呼ばれる現象により滅びの危機を迎えた世界を舞台に、伝説の配達人サム・ポーター・ブリッジズとなり、荷物を運び、都市と都市を繋いでいく『デス・ストランディング』。11月8日の発売以降、人との暖かな繋がりが感じられるシステムや、移動をメインに据えた特異なゲームプレイなどから、12月12日にアメリカ・ロサンゼルスで開催される「The Game Awards 2019」にてゲーム・オブ・ザ・イヤーを含む最多9部門にノミネートされたことを一例に、高い評価を得ている。一方で、尖った内容や荒削りな部分もあり、SNS上では特に文字サイズが小さいことに対する不満の声が挙がっていた。

そうしたユーザーからの要望に答え、発表されたのが「UIの文字を拡大表示する」アップデートだ。すでに北米大陸を繋ぎ直し、ジェダイやポケモンマスターとなっているサム・ポーター・ブリッジズにとってはあまり関係のない話かもしれないが、未だ長い旅路の過程にあり、日夜国道整備事業に従事したり、ミュールから物資を奪っているサムや、これから北米を横断するサムにとっては朗報だろう。「一部車両の廃棄」についてははっきりとはわからないものの、オンライン建造物と同様道を塞いでいるオンライン車両を非表示にしたり、不要な車両を任意に廃棄することができるようになるのかもしれない。また、小島秀夫監督のツイートによれば、サムが大量の荷物を積んで移動している際、BTを感知して方角や近さを示してくれるオドラデクの方角がわかりづらくなる現象についても、対応されているという。

『デス・ストランディング』は、小島秀夫監督率いるKojima Productionsが手掛けたPlayStation 4/PC(2020年夏発売予定)ソフト。価格は7590円。「ウォーキング・デッド」でダリル・ディクソン役を演じたノーマン・リーダスが主人公サム・ポーター・ブリッジズを務めるなど、世界的な役者たちが多数出演している作品だ。なお、Kojima Productionsの公式YouTubeチャンネルでは、彼らがモーションキャプチャ用の機材を身に着け、収録を行っている様子なども公開されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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