『CoD:MW』アップデート1.07配信。長距離狙撃可能なショットガン「725」を含む多数の武器が弱体化、新マップの追加も
Infinity Wardは11月9日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』向けのアップデート・バージョン1.07を配信した。本作のマルチプレイモードにおいては、たとえば2連式ショットガン「725」がスナイパーライフル並みの射程距離を持っており、武器バランスに関してコミュニティで議論されていた(関連記事)。今回のアップデートの内容は多岐にわたるが、この725を含む多数の武器の調整が含まれている。
まず、武器に関する調整内容は以下のとおりだ。一部を除き、全般的に弱体化させる調整となっている。
・725ショットガン:エイム時と腰撃ち時の弾のバラつきが増加し、有効ダメージ距離を減少。
・M4A1アサルトライフル:有効ダメージ距離を減少させ、リコイルをわずかに増加。
・アサルトライフル全般:腰撃ち時の弾のバラつきを増加させ、接近戦での有効性を減少。またフルオート5.56ライフルは長距離でのダメージを減少。
・SMG全般:通常時とエイム時共に移動速度が増加し、ダッシュ後の硬直時間がわずかに減少。
・UZI SMG:有効ダメージ距離が増加。
・MG34 LMG:腰撃ち時の弾のバラつきが増加し、有効ダメージ距離が減少。またエイム動作はわずかに遅く。
・M91 LMG:腰撃ち時の弾のバラつきが増加し、有効ダメージ距離がわずかに減少。
・PKM:腰撃ち時の弾のバラつきが増加し、有効ダメージ距離が中程度減少。
・ピストル全般:移動速度が増加し、ダッシュ後の硬直時間は減少。また有効ダメージ距離が増加。
・しゃがみと伏せ状態のリコイル調整を撤廃。
・マウント中のリコイルがわずかに増加。
https://twitter.com/CallofDuty/status/1192866066898178053
武器調整のほかには、新マップとしてGround Warモードに「Krovnik Farmland」が、マルチプレイモードに「Shoot House」が追加された。すべてのプレイヤーが無料で入手できる。またプレイリストには、ローテーションに「Hardpoint」モードが加わり、さらにTeam Deathmatch・Domination・Kill Confirmed・Headquartersの混合モードである「Shoot House 24/7」も用意された。
このほか、敵チーム内での掛け声(Battle chatter)を聞くことができる機能を削除し、敵の掛け声自体もエイム時と腰撃ち時にはさらに効果範囲を制限。この点は、状況を観察しながら今後も調整していくという。また、暗い窓の向こうや暗いエリア内にいるプレイヤーの視認性についても、今後ライティングの調整をおこなっていくとのこと。さらに、地形に隠れた向こう側から聞こえる足音については、音量を減少させる割合を増加させ、また遠距離の足音についても調整。なお次のアップデートでは、伏せ・エイム時の足音を大幅に減少させる予定だそうだ。
今回のアップデートではほかに、クラッシュの防止と安定性の向上のためのバックエンドの修正や、多数のバグ修正、ゲームバランスの調整がおこなわれている。たとえば、リロード後すぐに敵をキルする迷彩チャレンジ「Kills After a Reload」では、適用時間が短すぎるという批判があったが、時間を延ばす調整がおこなわれた。このほかの詳しい内容はパッチノートを確認してほしい。