『Cod:MW』3部作を手がけた元開発者が、新作『CoD:MW』のマップ宣伝方法を批判。膠着状態を招きかねない文言だと指摘

先月に発売を迎えた『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』。同作のマルチプレイモードには、大規模なマップから夜間マップに至るまでさまざまなフィールドが用意されている。そんな『CoD:MW』に登場するマップについて、元『CoD』シリーズ開発者が苦言を呈しているようだ。海外メディアDexertoなどが報じている。

今回『COD:MW』に登場するマップについて、厳しい指摘をおこなったのはRobert Bowling氏。同氏はfourzerotwo、または402の愛称でも知られる元Infinity Wardのクリエイティブストラテジスト兼コミュニティマネージャーである。『CoD:MW』のリブート元となった作品である『CoD4』の開発をはじめ、その続編にあたる『CoD:MW2』や『CoD:MW3』の開発にも携わっていた。しかしRobert氏は、開発における進歩の遅さに不満を抱き、2012年にInfinity Wardを退社。そして今回、『CoD』シリーズ3部作の元開発者という立場から、シリーズ最新作に登場するマップについて意見を唱えているというわけである。

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Image via Dexerto

Robert氏は、『CoD:MW』に登場するマップEuphrates Bridgeの解説ページの画像をTwitterへ投稿。同マップの概要として、複合施設が設置される人里離れた場所であることや、壊れたバス、廃屋、崩れた橋といったオブジェクトが配置されていることが記載されている。その中には「seemingly endless places to hide(隠れることができそうな場所が無数に)」との記述も。そしてRobert氏は前述した文章を取り上げ、強調する形で「IS NOT A SELLING POINT(セールスポイントにはならない)」とコメント。隠れる場所が多いという点は、試合に膠着状態を招きかねず、マップのアピールポイントとして不適切だと主張しているのだろう。

こうしたRobert氏の指摘には、賛同するTwitterユーザーが続出。Euphrates Bridgeの削除を望んでいるといった声や、最悪のマップだと不満の声を漏らすユーザーの姿も見られる。どうやらRobert氏含め、隠れる場所が多いマップにいい印象を持たないユーザーは少なくないようだ。一方で、「スナイパーが輝く同マップのおかげで、好成績を収められた」との声を寄せるユーザーも。このコメントに対しRobert氏は、スナイピングマップとしては魅力的だが、隠れることを積極的に宣伝することは好きではないと私見を述べたのち、全員が隠れた場合、一体誰が誰を狙撃するのかと主張。最後にRobert氏は、『CoD:MW』は大好きな作品だと前に置いたうえで、隠れる場所が多いという解説に惑わされないでもっと前に出て戦っていくべきだとプレイヤーに対して呼びかけ、一連のツイートを締めくくっている。

『CoD:MW』においては、ほかにも著名な人物からさまざまな意見が寄せられている。海外ストリーマーのDr Disrespect氏もその中のひとりだ。同氏は、クレイモアとショットガンの725が強すぎると厳しく批判(Dexerto)。実際に一部ユーザーからは、クレイモアの爆発範囲および感知範囲が広すぎることや、725の性能が強力すぎるとの声が上がっている(関連記事)。また人気ストリーマーのShroud氏からは、一部のマップに不満があるとの意見も(Dexerto)。『CoD』シリーズが長年展開されてきた人気フランチャイズであるからこそ、著名人からもこうした批判が飛び交っているのかもしれない。

さまざまな面において賛否を呼んでいる『CoD:MW』だが、リリースから現在に至るまで精力的にアップデートが重ねられ、問題点の改善がはかられている。そして本日11月8日、公式から新たなパッチノートが公開(reddit)。同パッチの配布により、各種武器や装備に調整が入るようだ。前述したクレイモアや725の性能にも修正が施されるという。また新モード「ハードポイント」の実装や、新マップ「Shoot House」およびグラウンドウォー向け新マップ「Krovnik Farmland」の登場など、新たなコンテンツも追加されることとなる。そのほか、パフォーマンスの安定やバグの改善なども。これらの内容を踏まえると、公式はユーザーの声に耳を傾け、問題点の解決に熱心に取り組んでいると言えるだろう。今回Robert氏が指摘したマップに関しても今後、何らかの形で改良される可能性はありそうだ。なお、先述したパッチは日本時間11月9日配信予定となっている。

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