『ボーダーランズ3』新エンドコンテンツは11月21日配信。「テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!」の新情報

『ボーダーランズ3』新エンドコンテンツ「テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!」は11月21日配信。「テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!」は公開マッチメイクあり。新しい戦利品が入手可能だ。

Gearbox Softwareは10月30日、『ボーダーランズ3』の新エンドコンテンツ「Takedown at Maliwan’s Blacksite(テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!)」の情報を公開した。詳細についてはKinda FunnyのGreg Miller氏とFran Mirabella氏がホスト役を務める「The Borderlands Show: Episode 2」にて明かされている。

「テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!」は11月21日に配信予定の無料エンドコンテンツ。現在進行中の「血まみれ収穫祭」イベントとは違い、常設コンテンツとして追加される。アクセスするにはゲーム本編のクリアが必須。また同コンテンツは4人Co-opで挑むことを想定して作られており、ヴォルト・ハンターのレベルを50まで上げ、レジェンダリー装備でビルドを組んでいることが推奨されている(敵レベルは、ヴォルト・ハンターたちのレベルに応じてスケーリング)。パブリック・マッチメイクは可能。よって必ずしもフレンドとパーティーを組む必要はない。もちろん1人で挑んでもよいが、最初の防衛線すら突破できなかったとしても驚かないで欲しいと説明されている。

先端技術を搭載したマリワンの兵力は、いまやヴォルト・ハンターたちだけでなく銀河全体にとって驚異となる存在。ゲーム本編ではローレライの力を借り、アトラスを乗っ取ろうとしたマリワンを食い止めることに成功した。だがいつまたマリワンが再襲撃しにくるかわからない。そこでローレライはヴォルト・ハンターたちに先制攻撃を依頼。厳重に武装されたマリワンの研究施設を襲うのだ。

施設を防衛しているマリワン兵は、これまでに遭遇した一般兵ではなく精鋭揃い。属性ダメージを吸収して跳ね返すシールド持ちの兵士や、透明状態になって襲いかかるステルス兵など。真のヴォルト・ハンターモード(TVH)であれば、さらなる難関が待っているという。なお同施設では計3回の過酷なボス戦が控えており、そのうちのひとつは「Wotan The Invincible」という巨大メックとの戦闘。シールドに守られた状態でミサイル弾幕を発射してくる。

『ボーダーランズ3』の最難関コンテンツのひとつとなる「テイクダウン:マリワン社の機密実験を暴け!」。リプレイ可能なコンテンツとしてデザインされており、想定されている攻略時間は試練の間よりもやや長め。初回は約30~45分になるだろうと説明されている。もちろんリスクに見合う報酬は用意するとのことで、他のコンテンツでは手に入らない戦利品がドロップするという。限定戦利品には、最高級のシールドや、ヴォルト・ハンターのヘッドやスキンオプションも含まれる。以下は「The Borderlands Show: Episode 2」で紹介された新戦利品の一部。

『ボーダーランズ3』では期間限定イベント「血まみれ収穫祭」を開催中。今後のアップデートでは、金庫の拡張、ボス戦用の戦利品プール作成、アイアン・ベアやペットといったコンパニオン系のアビリティを中心としたキャラクターの強化、メイヘム・レベルの追加、自動販売機の追加、ムービーのスキップ機能、ターゲット・ダミーの実装などが計画されている(公式サイト)。

なお今回の「The Borderlands Show: Episode 2」ではレベルキャップの上昇についても言及されている。レベルキャップ上昇の計画はあるが、時期は未定とのことだ。『ボーダーランズ プリシークエル』で言及された大規模な「戦争」は、『ボーダーランズ3』のDLCとして体験できるのかという質問については、Gearbox SoftwareのRandy Varnell氏がDLCにおさまる内容ではないと回答。『ボーダーランズ3』では意図的に言及しないようにしており、まずは複数の惑星を訪れることで世界を広げることを目指したと伝えている。また今後のDLCの物語では、本編未登場の『ボーダーランズ2』ヴォルト・ハンターが登場する予定とのことだ。
【UPDATE 2019/10/30 18:05】最後の一文について、物語上の登場人物として現れるのだと分かるよう修正。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

記事本文: 1953