それって『The Outer Worlds』?『Outer Wilds』?カスタマーサポート泣かせな両作のパブリッシャーによる、ユーモラスなかけあい

『The Outer Worlds(アウター・ワールド)』と『Outer Wilds』。前者は『Fallout: New Vegas』の開発元が手がけたRPG、後者はタイムループ系の宇宙探検アドベンチャーゲームだ。ジャンルは違えど、名前に限らず類似点が多い。両方とも一人称視点で宇宙を旅するゲームであり、両方ともPC版はEpic Gamesストアで販売されている。さらに国内では『The Outer Worlds』が発売された10月25日に『Outer Wilds』のPlayStation 4版がリリースされており、PlayStation Storeの新着欄では2タイトルが並んでいる。ゆえに一部ユーザーの混乱を招いていることも理解できるだろう。そんなカスタマーサポート泣かせの両作品について、各パブリッシャーがTwitter上でユーモラスなやりとりを見せている。

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まず『Outer Wilds』のパブリッシャーAnnapurna Interactive(以下、Annapurna)が「あらまあ(oh dear)」とつぶやき、ユーザーから寄せられた問い合わせの一部と思わしき画像を添付。そこには「『The Outer Worlds』が動きません。『Outer Lands』を購入したのですが……」という、いろいろと混乱している様子がうかがえる文面が記載されていた。

すると約1時間後、『The Outer Worlds』のパブリッシャーPrivate Division(Take-Twoのインディーゲーム専門レーベル)が「その気持ちわかるよ」と返信。Annapurnaと似たように、ユーザーからの問い合わせ文面と思わしき画像を添付した。「こんにちは、『Outer Wilds』を事前購入しようと思っているのですが」。こうしたユーザーからの問い合わせは、両者にとって「あるある」案件だったのだろう。その後Annapurnaは、2コマ漫画の画像を投稿。『Outer Wilds』『The Outer Worlds』と書かれた2つのボタンのうち、どちらを押せばいいのか悩んでいる男性の様子が描かれている。

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そもそも『The Outer Worlds(アウター・ワールド)』というタイトルは、1991年に発売された名作『Outer World(アウターワールド)』とも似ている(北米タイトルは『Out of This World』、欧州タイトルは『Another World』)。Wikipediaでさえ、両者を間違わないよう冒頭に注意書きが記載されている。英語版Wikipediaでも、『The Outer Worlds』のページであれば「Not to be confused with Outer Wilds」、『Outer Wilds』のページであれば「Not to be confused with The Outer Worlds」と記されている。

なにかと間違えがちなタイトルではあるが、『The Outer Worlds』と『Outer Wilds』はそれぞれ異なる魅力を宿している。10月25日に発売された『The Outer Worlds』は、『Fallout: New Vegas』を開発したObsidian Entertainmentの新作RPG。資本主義が染みわたった星系ハルシオンを食糧難から救うべく、70年間のコールドスリープから目覚めた主人公が宇宙船に乗り込み旅に出る。高水準のテキストや分岐するクエスト群、さまざまなスキル・特性にポイントを振り分ける成長システムなど、Obsidianらしさに満ちた手堅い一人称視点RPGである(紹介記事)。

5月31日に発売された『Outer Wilds』は、超新星爆発による滅亡までの22分間を繰り返すタイムループ系のパズルアドベンチャーゲーム。滅びる運命にある恒星系の謎を探るべく、前回のループから目覚めた主人公が宇宙探査艇に乗り込み旅に出る。探究心をくすぐる魅惑的な天体や時間経過により変化する世界、さまざまな方法で死にいたっては知識を継続しながら感動的なエンドへと向かうナラティブなど、Annapurna販売タイトルらしいアーティスティックなインディー作品である。

アプローチの仕方やコンセプトは大きく違うが、いずれも好評価を集めている作品。その違いを確かめたい方は、実際に触れてみても良いかもしれない。『The Outer Worlds』はPC/PlayStation 4/Xbox One、『Outer Wilds』はPC/PlayStation 4と海外Xbox One向けに販売中だ。

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