国産3Dホラーゲーム『Lurk in the Dark』開発中。悪夢へ迷い込む序章の前編が11月9日に無料公開予定

国内のインディーゲームデベロッパーIDEA FRUITIONが、PC向けホラーゲーム『Lurk in the Dark』を開発中だ。同作の序章にあたる『Lurk in the Dark : Prologue』前編を11月9日2時に無料公開するという。

国内のインディーゲームデベロッパーIDEA FRUITIONが、PC向けホラーゲーム『Lurk in the Dark』を開発中だ。10月26日に、同作の序章にあたる『Lurk in the Dark : Prologue』のSteamストアページを公開しており、プレイ時間45分から1時間程度の『Lurk in the Dark : Prologue』前編を11月9日10時に無料公開するという。なお、公式サイト及び1stトレーラーも公開中となっている。
【UPDATE 2019/10/31 9:30】
『Lurk in the Dark : Prologue』の公開時間を修正

『Lurk in the Dark : Prologue』は、ストーリー重視のホラー作品。舞台となる「バベルズヒルトップ」は、かつて木工と採掘で栄え、現在は綺麗な湖が憩いの場として人気を博している観光地だ。リゾートとして名を馳せる一方、この街には犯罪が横行しており、主人公であるマーカス・ブラウンも、地元警察の一員として忙しい毎日を送っていた。

そんなある夜のこと、数世紀前の開拓時代に功績を残した街の名家「ラグルス家」から、本邸で住人が全員死ぬ惨劇が起こったと通報が入り、マーカスも部隊のメンバーとして現場へ向かう。天井から鎖で吊るされた鉄の檻。赤いライトで照らされた鉄扉の回廊。闇に覆われたラグルス家本邸には、血と憎悪が染み付いており、マーカスも悪夢に飲み込まれていく。

公開されているトレーラーやスクリーンショットからは、明滅する光の表現が闇を映し、地面を這いずり今にもこちらへ襲いかかってきそうな女の姿が確認でき、恐怖を予感させる。また、トレーラーの最後には、何かを後悔し、殺してくれと懇願する男の姿が映されている。

『Lurk in the Dark』本編では、裕福な家を狙って生計を立てるプロの泥棒ジャックの視点でストーリーが展開されていくという。仕事で訪れた家から目当てのものを回収し、痕跡を残さず立ち去ろうとした時、バベルズヒルトップと背表紙に刻まれたファイルを発見し、自身の過去に纏わる文書を発見。ジャックは、最後の仕事として因縁深いバベルズヒルトップへ足を踏み入れるそうだ。

また『Lurk in the Dark : Prologue』前編の公開と同時に、本作のクラウドファンディングが開始される。現時点で目標金額などの詳細は明かされていないが、クラウドファンディングページでは本作に関する情報や、限定アイテムの販売なども実施予定だという。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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