『デス・ストランディング』を象徴するトラック、29曲が詰め込まれた公式プレイリスト「DEATH STRANDING:Timefall」が現在Spotifyにて公開中だ。 なお当プレイリストの構成は元々コンセプト・アルバムとして11月9日に発売予定(限定版にも付属)であるオリジナル楽曲3曲、そしてコジマプロダクションが直々にキュレーションを行った楽曲26曲という内容となっている。作中BGMを全て収録したものでは無いということに注意したい。
【UPDATE 2019/10/24 18:00】楽曲数の記述を修正。
『デス・ストランディング』は11月8日にSIEより発売予定であるアクションゲーム。突如発生したという「デス・ストランディング」という現象により、地理、社会、文化、コミュニケーション、さまざまな意味で関係性が分断された世界を舞台に、プレイヤーは配達人「サム・ポーター・ブリッジス」としてアメリカ大陸を横断。運び屋として人々のつながりを取り戻し、国家再建を目指すこととなる。対応プラットフォームはPlayStation 4。開発を手掛けるのはコジマプロダクションである。
この度公開されたプレイリストには、イギリスのエレクトロ・ポップバンドCHVRCHESが奏でる本作のエンディングテーマ「Death Stranding」や、PV中の挿入曲としても知られているであろうヘヴィ・メタルバンドApocalypticaによるインストロメンタル「Path」(国内版PVに使用されているボーカルアレンジ版は彼らのベスト盤である「Amplified: A Decade of Reinventing the Cello」に収録されているので注意だ)をはじめとして、先日新曲としてリリースされた「Ghost」を含むノルウェーのシンガーソングライター、 Au/Raの楽曲達や、モノクロな作風の内にポップセンスが光るThe Neighborhood、かつて世界を席巻したアンセム「Feded」を送り出したAlan Walker、アイスランドのニューホープLowRoar、E3 2018でのPVに楽曲が用いられ、25年を超えるキャリア持つ国内ソロSILENT POETSなど、コジマプロダクションが直々にキュレーションを行った 珠玉のトラック全29曲が収録されている。
【UPDATE 2019/10/24 17:00】アーティスト説明を修正。
その中身はエレクトロ・ポップやヘヴィ・メタル、ポストロック、オルタナというように、楽曲それぞれの表向きにおけるジャンルこそまとまりが無く異なっているものの、根底にはダークでスピリチュアル、そして漂う哀愁と自省的な雰囲気がアルバムの内に芯となる繋がりとして通っており、”あの世とこの世の混じり合う世界の中で、人々の関係性を取り戻す旅路”である「デス・ストランディング」という作品を象徴するコンセプトリストとしては申し分無い内容となっている。
#DeathStranding ワールドツアーのお知らせ、さらに続報! 11/1にロンドンで開催されるBAFTAのイベントに、小島秀夫監督が登場します!11/1の19:30 – 20:30pm (GMTグリニッジ標準時間)にtwitcthにてLive Stream開催!TOMORROW IS IN YOUR HANDS pic.twitter.com/OemMs3QBWf
— KOJIMA PRODUCTIONS (@KojiPro2015) October 23, 2019
『デス・ストランディング』の発売まで残り約2週間弱。明日を掴み取るその日まで、このプレイリストを傍らに、秋の夜長を超えていくというのも悪くないだろう。またゲーム発売に向けたファンイベントとして、10月30日のパリを開始地点とするワールドツアー「ワールド・ストランド・ツアー」の開催が予定されている。もちろん、日本の東京、並びに大阪も開催予定地として組み込まれているため、発売が待ちきれないという方や、コジマプロダクションファンの方は是非参加を検討してみてはいかがだろうか。現時点では日本時間11月2日にロンドンで開かれる英国アカデミー賞にて小島監督が登壇、TwitchにてLive Streamを朝4時30分から5時30分の間行うことが判明している。今後のイベントに関する続報は公式Twitterをチェックしてほしい。
『デス・ストランディング』は11月8日、プレイリストと同名のコンセプト・アルバムである「DEATH STRANDING:Timefall」は11月9日リリース予定である。