「Unity Pro」及び「Unity Plus」2020年1月1日より値上げへ。無料版「Unity Personal」は影響なし
Unityは10月17日、「Unity Pro」及び「Unity Plus」のサブスクリプション価格の改定を発表した。価格改定が行われるのは2020年1月1日(日本時間で午前9時)で、改定後は、「Unity Pro」が現行の月額15000円(税抜)から16500円(税抜)に、「Unity Plus」が現行の月額4200円(税抜)から4400円(税抜)になる。
新価格が適用されるのは、改定後の新しいサブスクリプション及び満期を迎える請求払いの契約であり、現行の契約期間中には価格改定の影響はない。オンラインストアで購入したサブスクリプションやプリペイドによる割引価格などの特別な契約については、来年以降に更新した場合でも旧価格のまま更新できるという。また、過去1年間の収益・調達資金が10万ドル未満の利用者へ向けた無料版「Unity Personal」については、引き続き無料で提供される。
日本時間 2020年1月1日午前9時より、Unity ProとPlusの価格を改定します。ただし、オンライン契約されている方は継続される限りこの影響はありません。もちろん、Personalはそのまま無料です。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。https://t.co/2TBsdOdlHy
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) October 18, 2019
Unityは、2016年にサブスクリプションサービスを開始して以降初となる今回の価格改定について、これまでUnityは新機能や新サービスの構築・リリース品質の向上・対応プラットフォームの拡大など、Unityに対して大きな投資を行ってきたが、今後も新機能やサービス・チュートリアルの追加などUnityに対する投資を続け、Unityコミュニティを支援いきたいとUnity Blog内で述べており、価格改定はその活動を支えるための施策となるそうだ。
今回の発表は価格改定のみで、「Unity Pro」及び「Unity Plus」のサブスクリプションについて、その他の改定事項は発表されていない。オンラインストアでのサブスクリブション及び特別な契約については旧価格のままとなるが、価格改定日以降にシートの追加を行った場合は、追加されたシートに新価格が適用されることとなる。また、状況の確認がしたい場合や、不明な点がある場合には、問い合わせフォームからの連絡が推奨されている。
【速報】Unity 2019.2を正式リリースしました!
ダウンロード→ https://t.co/XfQapWvnQp2DライトなどをLWRPネイティブで動作可能に。機械学習ベースのフィルタによるノイズ除去でライトマップの品質も向上。その他多数の機能追加・改良がされています。https://t.co/ajQYn0oXYM pic.twitter.com/Q7DpGTFLt4
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) July 30, 2019
※ 7月にもアップデートが行われている
現時点において今後のサブスクリプション価格の値上げは計画にないとされている。価格に対する検討は定期的に行われ、改定の際には事前に明確な通知が行われるそうだ。