ミステリーADV『Root Film』PS4/Switch向けに発表、2020年春発売へ。『クロックタワー』『御神楽少女探偵団』の河野一二三氏が手がける

角川ゲームスは10月19日、『Root Film』を2020年春に発売すると発表した。『Root Film』は角川ゲームスが企画・開発を手掛けるミステリーアベンチャーゲーム。

角川ゲームスは10月19日、『Root Film』を2020年春に発売すると発表した。『Root Film』は角川ゲームスが企画・開発を手掛けるミステリーアベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch。通常版の価格は税別6800円。

初回購入特典として、角川ゲームス大感謝祭ライブ及び主題歌収録時のメイキング映像を収録したDVD「i☆Ris×Root Film 秘蔵映像Collection」が付属。また、公式サイトが公開されており、サイト上では本作の物語や7人の登場人物、本作のシステムなどが紹介されている。

『Root Film』は、島根県を舞台としたミステリーADVだ。パイロット版の撮影後10年間中断されていた観光PRを兼ねたミステリードラマ企画に参加することとなった気鋭の映像作家「八雲凛太郎」。3人の映像作家がそれぞれ別の女優を主人公に据えた映像を撮り、競い合うプロジェクトとなっており、残り2人の映像作家が有名であることを知り興奮していた「八雲凛太郎」だったが、スタッフと共にプレロケハンに訪れた先で不可思議な殺人事件が発生し、ドラマ制作が進むにつれて事件に巻き込まれていく。29.97fに隠された殺意の幕が開くと謳われているが、撮影された映像に何かが隠されているのだろうか。

主人公は八雲凛太郎と、17歳でデビューした女優の「リホ」の2人。テキストを読み進めていく形で進行し、システムとしては、他キャラとの会話の中で「忘れてはいけないキーワード」と判断したものを切り札として獲得する「共感覚」。獲得したキーワードを使用し、解決編で登場人物と論戦を繰り広げる「マックスモード」などが導入されている。

本作の開発はプロデューサーを角川ゲームスの安田善巳氏、ディレクター及びシナリオを『クロックタワー』『御神楽少女探偵団』『鉄騎』などの作品に関わってきた河野一二三氏、キャラクターデザインを『ラブプラス』シリーズや『LoveR』、『ルートレター』でキャラクターデザインを手掛けてきた箕星太朗氏が担当。『ルートレター』とは異なる制作陣となっている。また、2020年3月27日には、「Root Film完成披露イベント」が東京都千代田区にある神楽座で行われる。「曲愛音」役を務める芹澤優氏と、「天方一葉」役を務める久保田未夢氏が出演。参加者は『Root Film』予約購入者の中から抽選で招待される。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

Articles: 2515