『うたわれるもの』3部作をAVGに仕立てたスマホアプリ版が無料配信。フルボイスで、物語部分は全シーンを収録

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アクアプラスは10月18日、『うたわれるもの』シリーズ3部作のスマートフォン版を無料公開した。今回iOS/Android向けに配信されたアプリは、『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』『うたわれるもの 偽りの仮面』『うたわれるもの 二人の白皇』の3作品をアドベンチャーゲームに仕立てたもの。「スマホで読むうたわれるもの」Vol.1~3として各ストアでリリースされており、一枚絵やボイスつきのノベルゲームとして『うたわれるもの』シリーズの物語が読める作品となっている。なお、この無料配信は2019年に配信予定とされているスマートフォン向けRPG『うたわれるもの ロストフラグ』発表記念キャンペーンの一環として実施されている。

『うたわれるもの』シリーズは、和風のファンタジー世界を舞台に、獣耳の少女たちや世界の謎、巻き起こる戦乱を描いたシミュレーションRPG。シリーズ第1作である『うたわれるもの』は、2002年にLeafからPC用18禁ゲームとして発売された作品で、後にPS2やPSPへ移植されると共にテレビアニメ化を果たし、2018年に『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』としてHDリメイクされた作品だ。

1作目では、記憶喪失の状態で外れない仮面をつけて倒れていた青年「ハクオロ」の物語が、2015年に発売された『うたわれるもの 偽りの仮面』と2016年に発売された『うたわれるもの 二人の白皇』では1作目よりも後の時系列を舞台に、同じく記憶を失って倒れていた青年「ハク」の視点でストーリーが展開されていく。

シミュレーションRPGとしての戦闘パートはカットされているが、アドベンチャーパートはBGMやボイスも含めて全てノーカットで収録されているので、『うたわれるもの』シリーズの物語に以前から興味があった方や、シリーズファンの方はスマートフォンにインストールしておくと良いだろう。なお、2作目『うたわれるもの 偽りの仮面』及び3作目『うたわれるもの 二人の白皇』のPS4/PS Vita版については、2019年にパッケージ版税抜2800円/ダウンロード版税抜2000円のベスト盤も発売されている。

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