2Dアクションゲーム『魔法使いハナビィ』Steamにて販売開始。花火を題材にした、リスの少女のキュートな冒険

ゲーム制作サークルEnigmatic Networkは10月18日、PC向けアクションゲーム『魔法使いハナビィ』をSteamにて販売開始した。花火師見習いであるリスの少女「ハナビィ」が、花火を使って冒険する2Dアクションゲーム。

ゲーム制作サークルEnigmatic Networkは10月18日、PC向けアクションゲーム『魔法使いハナビィ』をSteamにて販売開始した。価格は1420円。本作は、Steamで配信中の前作『雨上がりハナビィ』に続いて発売される「ハナビィ」シリーズ2作目。花火師見習いであるリスの少女「ハナビィ」が、花火を使って冒険する2Dアクションゲーム。『魔法使いハナビィ』では、15種類の花火と8のワールド、前作比で1.2倍から1.5倍ほどのボリュームが用意されており、前作よりパワーアップした内容となっている。

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前作『雨上がりハナビィ』は、2018年にSteamで発売されたUnity製の2Dアクションゲーム。花火好きなリスの少女「ハナビィ」が、止まない雨を終わらせるため世界を旅する作品だ。獣をデフォルメした可愛らしいグラフィック。画面から感じられるカジュアルな雰囲気にあった間口の広い難易度。ただ優しいだけではなく、慣性が強めに効いた「ハナビィ」の挙動や、下向きに噴射することで滑空可能な手持ち花火、花火によって敵の攻撃を打ち消せるシステムなども導入されており、現在32件のユーザーレビューを得て好評となっているタイトルだ。「ハナビィ」の行く先々では、それぞれテーマの異なるステージが待ち構えており、個性的な世界が描かれていたことも『雨上がりハナビィ』の特徴と言えるだろう。

続編となる『魔法使いハナビィ』では、「ハナビ」が滑空できる「手持ちハナビ」、戦闘用の「打ち上げハナビ」、地面を転がる「ねずみハナビ」、数で相手を制する「ロケットハナビ」の4カテゴリーに分けられ、15種類のバリエーション豊かなハナビが登場。いかにもメルヘンなピンクを基調としたワールドや、ハロウィン風の世界観のワールド、など、いくつかのエリアに分かれた個性的なワールドが8つ用意されており、タイムアタック用のタイマーもワールドごとにスプリットタイムが表示される本格的なものに強化されているそうだ。また、「ハナビィ」がその場でしゃがめるようになっていたり、前作にも登場したTV番組風のステージもパワーアップして登場している。

本作を開発したEnigmatic Networkは『雨上がりハナビィ』のため結成された紺座氏、moyassy氏、ああああ氏、残念うさぎ氏によるゲーム制作サークル。中でも紺座氏は、前作ではプロデューサー及びディレクターに加えて、キャラクターデザイン・シナリオ・レベルデザインなどを手掛けており、作品にも同氏の趣味が色濃く感じられた。また、音楽については前作同様にああああ氏が全て制作していると発表されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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