『LoL』のスマホ/コンシューマー版『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』発表。2020年末にスマホ版がリリース予定
Riot Gamesは10月16日、「リーグ・オブ・レジェンド10周年感謝祭」にて『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』を発表した。『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』は、『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』のコンシューマー機及びスマートフォン版。PC版『LoL』同様に基本プレイ料金は無料で、すべてのチャンピオンは課金なしで入手可能。スマホ版は2020年末の配信が予定されており、コンソール版はその後にリリース予定。2020年春に、対応プラットフォームや日本でのリリース情報などが公開されるという。
スマートフォン版の動作環境については、できるだけ多くの機種でプレイできるようにしたいと語られており、iOSはiPhone5S以降、AndroidではSamsung Galaxy A7(1GB RAM、Qualcomm Snapdragon 410プロセッサ、Adreno 306 GPU)と同等の性能を持つ端末への対応が予定されている。
『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』は、PC版『LoL』とは別バージョンとなるため、PC版とのクロスプレイには対応しない。本作ではゲームシステム、キャラクターモデルやアニメーションを含め、ゲーム全体が1から作り直されており、「5対5のMOBA」という『LoL』の根幹を残しつつ、ゲームプレイの高速化や操作方法などPC以外のプラットフォームに向けたデザインを採用し、ゲーム自体にもさまざまな改良が施されたバージョンになっているという。
PC版『LoL』には約150体のチャンピオンと膨大なスキンが導入されているが、本作は単純な移植でなく作り直しとなっているため、リリース当初に使用できるチャンピオン数は約40体。リリース後もチャンピオンは追加されていくそうだが、全ての要素を移植することはせず、一部のチャンピオンやスキンは使用できるプラットフォームが限定されるそうだ。
公開されているアナウンストレーラーでは、ティザーサイト上に公開されているチャンピオン以外にも、「アリスター」「アーリ」「ガレン」「ヴァイ」「ジグス」「マルファイト」「ミスフォーチュン」など、多数のチャンピオンの姿やスキンも映されているほか、見慣れた横並びのUIではなく、本作に向けて調整されたUIが確認できる。
『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』は、アルファテストを2019年末に中国より順次開始。コンシューマー/スマホ間でのクロスプレイについては検討予定となっており、主要なシーズンイベントはPC版と両方で開催予定。PC版とコレクションは共有されないものの、PC版のプレイヤーへ向けてこれまで『LoL』にかけてきた時間に応じた報酬が用意されているそうだ。