『ボーダーランズ3』最新パッチ/Hotfixes配信。モズのブラッドレター下方修正、フラックやゼイン用の聖別者特性強化など

『ボーダーランズ3』最新パッチ/Hotfixes配信。モズのブラッドレター下方修正、アマーラのフェーズグラスプ射程距離強化、フラックの再調整、聖別者特性効果の一部強化などが含まれている。

Gearbox Softwareは10月11日、『ボーダーランズ3』の最新パッチ/Hotfixesの配信を開始した。今回のHotfixesは、ヴォルト・ハンターのパッシブ・アビリティや装備品バランスの調整、プレイ体験向上系の改善を中心とした内容となっている。

■アマーラ

アマーラについては、アラクリティに何ポイント振っても、1ポイント相当のボーナス効果しか得られないというプレイヤーからの声があったことから上方修正。フェーズグラスプについては、全ての武器種・プレイスタイルで使いやすくするよう、射程距離が2倍になった。またミスした場合は即時にクールダウンが終了する。

■モズ

モズのクラスMod「ブラッドレター」は、ヴァンピールやシン・レッド・ライン、ファランクス・ドクトリンといったアビリティやデスレス アーティファクトとのシナジー効果が非常に高く、とてつもない生命力を発揮できた。そこでリチャージ・ディレイ150%増、リチャージ速度50%減という下方修正が入った。なお開発陣が想定しているブラッドレターの使い方は、自動ではなく手動でのシールド回復とのことだ。

破壊の手段アビリティは、前回のHotfixesにてグレネード補給効果の再発動まで2秒の遅延が入ったが、0.3秒に短縮された。無限グレネードビルドに制限をかけることが目的であったが、他のビルドにまで支障が出たからだ。なお無限グレネード「バグ」は、今後のパッチにて別途対応するという。そのほかクローズ・ディスタンス(アクション・スキル・オーグメント)がショックダメージを与えない不具合が修正されている。

■FL4K(フラック)

跡を残さずによる弾薬補充は、前回のHotfixesにて再発動までの遅延が追加された。しかしながら意図した調整値になっていなかったとして、再発動までの時間が0.3秒にまで短縮された。

■ゼイン

背後の死神アンロック後、いくつかのキルスキルを正しくアップデートするようになった。

■装備品のバランス調整

  • ロブの弾薬の持続ダメージが、基本ダメージの20%から60%にまで上昇。弾薬の速度は、減速が速まり、同じターゲットに複数回命中する確率が上昇した。
  • クリーピング・デスのダメージが200%増
  • キャリアのダメージ60%増
  • ガンナランのダメージ20%増
  • 全スナイパーライフルのズームレベルがわずかに低下
  • ジェイコブス、チルドレン・オブ・ヴォルト、ダールのアサルトライフルのロングスコープもわずかに低下
  • 聖別者特性については、ゼインがデジクローンと場所を入れ替えた際の武器ダメージボーナスが75%から130%に上昇。フラックには、ラックから攻撃された敵がしばらくの間、受けるダメージが50%上昇する効果があるが、これが100%上昇になった。また聖別者特性によるバッドアスへの与ダメージ上昇効果は、これまで体力回復効果になっていたが、正しく与ダメージボーナスが適用される。

そのほか進行ブロッカー系の不具合の修正、キャンペーン中の一部敵レベルの調整などが今回のHotfixesに含まれている。なお開発陣はビルド構築の幅を広げるべく、プレイヤーが作成している全てのビルド、使用可能な全ての装備品に目を配っているとのことで、今後もさらなる調整が予定されている。主には使用頻度の低いレジェンダリー装備品を、人気のある装備品と同じくらいのレベルにまで引き上げることを目標にしているという。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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